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マルコブルンナー

前回旧ワイン法時代のワインの記事、最後と書きましたが、まだ(表示)がありました。

現在ドイツでは、畑名を名乗る場合は、畑名の前に村名を記述しなければなりません。(ブルゴーニュの一級ワインと似ていますね。)

「ハッテンハイマー・ヌスブルンネン」=ハッテンハイム村の「ヌスブルン(胡桃の泉)畑」

例外的に畑のみを名乗ることができるのが「オルツタイルラーゲ」と呼ばれる特に優れた畑です。

ラインガウの「シュタインベルガー」、「シュロス・ヨハニスベルガー」、「シュロス・フォルラーツ」、モーゼル(ザール)の「シャルツホフベルガー」などです。

ラインガウでは、小生が飲んだ経験から、シュタインベルガーに勝ると考えているのが、「エアバッハー・マルコブルン=エアバッハ村の『境界の泉又はマルコの泉(文献諸説あり)』」です。

1992年のサントリーのワインカタログの情報によれば、マルコブルンの面積は5.2ha。主要な持ち主は、州営醸造所(1.7ha)、シュロス・ラインハルツハウゼン(不明)、シュロス・シェーンボーン(不明)、ジンメルン男爵家(1.6ha)となっています。

かつては、前述の4醸造所のうち、2醸造所が一時期、村名を省略して『マルコブルンナー(Marcobrunner)』と名乗っていたことは御存知ですか?

P1040686

シェーンボーンの1969アウスレーゼです。

Sany3626

Sany3622

Sany3599
ジンメルン男爵家の1947エーデルベーレンアウスレーゼです。

今はこれらの醸造所もきちんと法にのっとった表示をしていますが、「マルコブルンナー」がオルツタイルラーゲになっても当然だと考えています。

いかがですか?

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コメント

モーゼルの Scharzhofberg は Wiltingen の Ortsteil(地区)なので、村の名前(ここでは Wiltingen)を付けなくてもいいのだと思います。

ラインガウの Winkel, Oestrich, Hallgarten が Oestrich-Winkel の地区のように…。(http://katabami.info/wine_expert/?p=400)

投稿: katabami | 2016年6月14日 (火) 07時01分

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