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2016年1月

パソコンが…。

ごぶさたしてしまい、申し訳ありません。

実は、三週間ほど前、パソコンが突然起動しなくなりました。

慌ててパソコン屋さんに相談したところ、ハードディスクは大丈夫とのことで、なんとかデータを新しく買ったパソコンに移していただき、今日午前中自宅でのセットアップも完了し、やっとブログが更新できるようになりました。

まだ新しいパソコンに慣れていないし、失われたデータもありそうなので、今まで同様のペースで本ブログの更新に至れるかわかりませんが、今後ともよろしくお願いいたします。

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バカラ『ローハン』シャンパンフルート

今回は、10年ほど前に入手したのですが以降ショップやネットでも見かけたことのない珍しい(?)グラスを紹介します。

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まずお断りしなければならないのは、『ローハン』と書いたことです。

この蔦模様といいますか、アラベスク模様といいますか、エッチィングのシリーズを、バカラ愛好家はまとめて『ローハン』と呼んでいます。

バカラを代表するデザインなので、樽型のリキュールやタンブラー、デキャンタ、ワイングラス・シャンパンクープ(ショートステム・ロングステム)などなど、150年以上にわたって実に多くのバリエーションが作られたようです。

ベースのグラスのデザインによってローハン以外の名も見受けられるので、このグラスも別の名前が付いているかもしれません。

「150年以上にわたって」と書きましたが、この意匠は1855年パリ万博で名誉大賞を獲っており、現在に至るまで、当時の模様を刻む機械を今も使っていると資料映像を見たことがあります。(ちょっと情報が古いかも。。。)

模様自体はまったく同じかもしれませんが、作成年代によってエッチィング(酸化腐食)による線の溝の深さが異なるのが、コレクターの心をくすぐります。

古いものは溝が深く、現代のものは浅いのです。

これはボウルに溝をつける=強度は落ちる=消費者の安全性を重視しなければならない、という大人の事情もあるのではないかと想像しています。

現実に目を向ければ、アンティーク・ファンは間違いなく溝の深い古いグラスに趣を見い出しているようで、小生もその一人であります。

初めに戻って、このシャンパンフルートは溝の深い作品です。

頑張って2脚入手できで良かったと、改めて感激したのであります。

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モーゼル1964ファインステ・アウスレーゼ

正月の2日、久しぶりに友人YとOが小生の実家にきましたので、ドイツ古酒を開けました。

Avelsbacher Altenberg 1964er Feinste Auslese Mosel-Saar-Ruwer

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液面はかなり低め、色調もボトル越しには濃い目に見えますので、早めに開けた方がいいだろうとの判断です。

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コルクはやはり全てを引き抜くことができませんでしたので、潔くボトルに落としました。

実家には専用の漉し器を持って行かなかったので、じたばたせずサッとグラスに注ぎました。

浮いているのはコルク片です。

色調は思ったより健全で、香りにもモーゼル独特の熟成香以外にネガティブな要素は感じず、口に含むと直様に「生きている」ことを感じることができました。

Feinsteとありましたので、ベーレンに近い甘さがあるものと予想していましたが、舌に感じる糖度は古酒の並のアウスレーゼクラスでした。

しかし、何とも言えない上品さ・エレガントを感じました。

これも、モーゼルならではの優美な「酸」があるからで、小生の持論である「ドイツワイン、特にモーゼルは独自の酸を楽しむワインである」ことを見事に体現してくれていました。

ワインとしての峠・絶頂期は過ぎてしまってはいるものの、まるで上手に歳を重ねた美しい婦人のようなワインでした。

今年は良い一年になるかと期待出来る素晴らしい経験ができました。

ドイツワインは止められない!

※ 近所のスーパーのバーゲンセールで購入したシャンパーニュも軽妙ながら素晴らしいバランスでした。

 やっぱりスタートはシャンパーニュですね。2番手の白が難しいんですけど(笑)。

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ティレル1959TBA

皆様、明けましておめでとうございます。

恒例となりました元旦のシュピッツェン・ヴァイン(頂上のワイン)の紹介です。

カルトホイザーホーフ醸造所(ティレル)の「アイテルスバッヒャー・カルトホイザーホーベルク1959TBA」です。

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通常この時代なら、統合される前の5つの畑名のどれかが記載がされているのですが、このワインにはありません。

代わりに「Wachs tum」(手元の辞書:「葡萄酒」)と記載がありますが、正確な意味はわかりませんでした。

少なくても、単一の畑ではなかったと思われます。

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色調はちょっと怪しげに、結構な濃い目。濁りはなし。

1959年というヴィンテージ、TBAという称号からすれば、妥当な色合いなのかもしれません。

以前飲んだ1971年モーゼルのBAもこのくらいの色調でしたが、まったく問題ありませんでしたので、大丈夫だと信じています。

小生が1959年にこだわるのは、ここで辣腕を振るったケラーマイスターのルードビィヒ・ブライリング氏が、1959年のワイン畑を「こんな素晴らしい光景は、後にも先にも1959年だけだった。」と語っていたからです。ちなみに氏はこの年にはまだこの醸造所で働いていません。(岩本順子氏著『ドイツワイン 偉大なる作り手たちの肖像』より引用)

いつ開たらいいのかな~。

貴腐独特なマデリゼで別の世界にいかない限り、もう今以上に良くなる可能性はないとわかっているのですが、度胸がない!

とにかく出会え、我が家にやってきただけでも「目出度い」一本でありました。

2014年の正月から、公(仕事)・私(体調)ともに、最悪な2年間でした。

今年こそはよい年でありますように♪

※ 2度ある(2年間)あることは3度(3年目)あるのでしょうか?

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