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アイスヴァインがややこしい!

ここのところ一気に寒さが増してきましたね。本格的な冬の到来です。

こうなるとドイツワインファンが気になってくるのは、今年は「アイスヴァイン(アイスワイン)」が収穫されるかなってということです。

てな訳で、今回はアイスヴァインのお話です。

アイスヴァインは、1971年のワイン法大改正をすり抜け、確か1983年に、現行の規定=モストの最低糖度がBAと同じ=となったわけですが、それ以前は糖度の規定はなかったようで、様々な称号付きアイスヴァインが売られていました。

アイスヴァイン-シュペートレーゼ(E-S)、E-A、E-BA、E-TBA、と簡単に書くだけでもこれだけある訳です。

氷結した葡萄を絞ったけどシュペートレーゼの糖分しか得られなかった、いやTBAの糖度になった、ということらしいです。

昔は作柄が悪く、十分に糖度が上がらない時に、起死回生・一発逆転を狙ったので、E-Sのようなワインもあるのです。付加価値を付けた訳ですね。

ちなみにその表記ですが、一般的には「アイスヴァイン-アウスレーゼ」と書かれているようですが、「アウスレーゼ-アイスヴァイン」と書かれているものも目にしたことあります。使い分けをしていたのか、気まぐれなのかわかりませんでした。

小生宅のワインをご覧ください。

Sany3440
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ラインヘッセンのE-BAです。

Sany1680
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こちらは州営醸造所、ラウエンターラー・バイケンのE-BAです。

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こちらも州営醸造所、シュタインベルガーのE-BAです。

問題は次のワインです。
1040

1397

トリーアの州営醸造所、アフェルスバッヒャー・ハンマーシュタイン、小生の生まれ年1962年のアイスヴァインであります。

喜んで入手したのですが、よく見ると、称号なし「Eiswein」」の表示しかありません。

前述のとおりだとすると、氷結した葡萄からでも、モストの糖度はシュペートレーゼにも至らず、今で言うところのカビネットクラスということでしょうか。

アウスレーゼ以上の残糖分がある甘いワインが大好きな小生は、がっくりと肩を落としてしました。

旧ワイン法のアイスヴァインは分かりやすいようで、ややこしいのであります。。。

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コメント

アイスヴァイン-シュペートレーゼは「氷結した葡萄を絞ったけどシュペートレーゼの糖分しか得られなかった」ということではなく、凍結する前にシュペートレーゼに相当する糖度に達していたぶどうを使ったアイスヴァインと考えればいいのではないでしょうか?

投稿: katabami | 2016年2月21日 (日) 05時45分

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