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2015年12月

「遊喜智(ゆきち)」:平成27年12月30日(水)

年も押しに押し迫った30日、午前中毎年恒例の実家での餅つきを終え、夕方5時から本年最後の営業日となる「遊喜智(ゆきち)」にお邪魔してきました。

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座ったら、生ビールが出てきました。ほぼ自動的です。

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お通し「紅芯(こうしん)大根の酢の物と蟹の○○焼き(失念)」です。

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「刺身の盛り合わせ」です。上から、メバチ、白子ポン酢、平目、同えんがわ、〆鯖、アン肝、真ん中が鰤です。今回は、どれも甲乙つけ難かったです。

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お刺身には「ひれ酒」を合わせました。香ばしくてたまりません。

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ここからは、いつもの「ミラマン・シャルドネ」です。

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遊喜智名物の「レタスの茶碗蒸し」です。お出汁と卵が醸し出す「やさしい」お味です。

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「名古屋コーチンのレア塩焼き」です。今年いただいた定番メニューで最も美味しかったひと品を選びました。塩加減抜群、香ばしい外側とレアの内側、異なる弾力を楽しめ、しみじみとコーチンの美味しさを味わえます。鉄板だ!
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「鶏雑炊」です。ご飯の感じが最高です。大将に秘訣を聞いたら、にこりとして「愛情です。」と返事が返ってきました。ちょっとだけ殺意を感じましけど。。。

大将、Kちゃん、スタッフの皆さん。ありがとうございました。

さあ、今年も今日で御終いです。

今年最後のブログは、「来年も美味しいものがいっぱい食べれますように」と願いを込めて、遊喜智の記事を載せさせていただきました。

小生的には、昨年に引き続き公私ともに最悪の年となりましたが、関係の皆々様のおかげで、何とか乗り切ることができました。

本当にありがとうございました。

来年も引き続きよろしくお願いいたします。

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Cabinet(キャビネット)ワインの謎

旧ワイン法のワインには、今まで紹介してきた以外に、今は許されないラベルに記載されていた文言があります。

それは「Cabinet」(キャビネット・カビネット)です。

かつて、称号にかかわらず、非常に出来がよかったワインを「Cabinet」に保管していたという故事に基づくと、書物にあります。(テーブルワインがいつもテーブルの上に置かれ、気軽るの飲まれることとの対義語ともいわれているそうです。)

つたない記憶では、ヘッセン州営醸造所が、この故事の起源だったはずです。

確かに、州営醸造所のワインの同じヴィンテージ・畑でも、この表示があるワインとないワインを見かけたことがありますし、事実だと思っています。

こうしたことから、1971年のワイン法大改正で、QMPの称号に「Kabinett」が追加され、逆に「Cabinet」の表記が禁止されたと聞いています。

見出しの「謎」というのは、そもそもこのキャビネットワインの語源が「州営(国営?)醸造所」だと書きましたが、実は2種類の表記があることを発見しました。

Cabinet

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1953年のラウエンターラー・ゲールンのアウスレーゼです。

「Cabinet」と表記されていますね。


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こちらも同じヴィンテージ、同じ畑のアウスレーゼですが、「Kabinettwein」と表記されています。

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こちらは同じヴィンテージのマルコブルン畑ですが、こちらも「Kabinettwein」と表記されています。


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こちらは同じヴィンテージのリューデスハイマー・ベルク・シュロスベルクですが、こちらも同様です。

この混在について、小生が確認している限りでは1953年ヴィンージのみです。

何故、本家でこんなことがあるのでしょう。

可能性としては、

① 蔵から出荷された年が違っていたので、出荷された当時の責任者の考え方に違いがあった。

② ワインの品質により、両方を使い分けていた。

といったところでしょうか。

謎だ。いつものドイツ人の気まぐれなのかな。。。

※ 在庫一覧を見ていたら、ジンメルン男爵家もやらかしてくれていることがわかりました。

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「カビネット」と思いきや、

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何と、「ハッテンハイマー・マンベルク1967 エーデルベーレンアウスレーゼ」でした。

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キャプセルの色も通常のブルーと異なります。何故かジンメルンのワインがいっぱいあるのですが、この一本だけです。

何かあるな。。。

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クリスマスワイン(アイスヴァイン)

世間はクリスマス一色ですね。

ということで、今回は旧ワイン法のワイン、「クリスマスワイン」です。

まずは、写真を御覧ください。

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ラベルの「Gelesen」=”収穫された”

「Weihnachten」=”クリスマス”を意味するようです。

そうですね、1970年12月24日に収穫された「クリスマス:アイスヴァン=アウスレーゼ」です。

キリスト教の暦では、日没を一日の境目としていたそうなので、ラベルにある12月24日のクリスマスイヴもクリスマスと同じに扱われているそうです。

蔵は二山五城の一角であり、貴重なオルツタイルラーゲでもあるシュロスフォルラーツ、ゴールドキャプセル、ラベル等の外見も完璧!

我が家の宝物であります。

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「木原和敏」氏:デッサン

今年もあと2週間を切りましたね。

せっかくの年の瀬なので、最近入手できたとっておきの一品を掲載します。

以前、木原和敏氏の油彩2点を紹介しましたが、この度、氏のデッサン(紙・鉛筆)がGetできました!

以前から、写実主義の絵の上手い方のデッサンが欲しかったので、頑張ってしまいました。

※ 絵をクリックすれば、もう少し大きくなります。

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作品名:不詳

画寸:45.5×25.6mm(フルマージン)

額寸:66,3×46,3mm

鉛筆だけでこれだけの表現ができるなんて、高校美術部のデッサン1回目で挫折した小生からは、神々しく見えます。

ちなみにモデルさんは、以前紹介した油彩のモデルさんと思われ、そこがまた気に入ったところなんです。

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この方です。

小生は油彩はもちろん大好きですが、紙に描かれたデッサンや水彩に生き生きとしたタッチを感じやすく、より好きなのかもしれません。

水彩(鉛筆等含む。)か油彩か、、、結論は出そうもありませんので、当面は両方GETしていきたいと思います。

大人(買い)ですもんね。

でも、この年末にきて、日々の生活費の資金繰りに四苦八苦している小生でした。。。

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「塩見恭央」:『黒いドレスの少女』(油彩)

物欲が暴走しています。

油彩については、前回の「福井欧夏」氏のように、もう自分の資力では手が出ないところまで頑張ってしまいましたので、打ち止めのようなことも書いたのですが、何も諦めたわけではありませんよ。

特に若手の作家さんに自分好みの方がいないか、毎日の検索を怠りません。

と、そんな時に一枚の絵と出会いました。

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「塩見恭央」氏(1979年生まれ)の『黒いドレスの少女』、大きさはM6号の作品です。

※ いつものとおり、「絵」だけをみて決めています。大変失礼ですが、お名前の「よみがな」がわかりません。

ネットで調べ、他の作品を複数観た限りでは、画風は小生の好みとは少し違ったのですが、モデルの少女が美しいし、立派な額代程度の価格でしたので、購入に至りました。

満足度は高いです!

あ~、暴走が止まらない、止まらない。。。

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ビミニ:フュギリングラス

以前、オーストリアのビミニのグラスの記事を掲載しましたが、新たなグラスが我が家にやってきました。

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高さ12cm弱、ボウルの経は4~5cm程度でしょうか。

(本物ならば)たぶん1920~1930年代前後の作と思われます。

とにかく美しく、薄く、軽くて繊細かつ軽妙なグラスです。

今回は運良く色違いも入手できました。

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スタイリッシュなフォルムのグラスが大好きな小生ですが、職人の奥儀全開のこのような作も大好きです。

どういった手順で作られたのでしょうか。まったく予想もつきません。

どちらかというと、イタリアのベネチアングラスに近いのですが、今の技術で量産することは困難極めると考えられますが…。

…あまりに状態がいいので、フェイクなのかと疑い初めています。

偽物作れるのかな~。

自信なくなってきた。。。

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「遊喜智(ゆきち)」:平成27年12月5日(土)

ちょっと最近持病が悪化し、元気がありません。

エネルギー充填のため、ひさしぶりに「遊喜智」にお邪魔してきました。

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「とりあえずのビール」

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お通し「コーチンと野菜のピリ辛炒め」 ビールによく合います。

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「刺身の盛り合わせ」

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右から、平政、本マグロ(ケープ沖)赤身、中トロ、手前が目鯛(山口)です。

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真ん中が平目(+えんがわ)、そして蒸しアワビ。マグロは遠くからやってきただけのことはあります。目鯛がすごく脂がのっています!アワビは柔らかく、肝ソースに合わせれば最強です。

刺身盛り合わせは、熱燗「ひこ孫」2合でいただきました。

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ここからは、チリのミラマン・シャルドネに切り替えました。

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特別な「八寸」 大将が張り切って各種盛り込んでくれました。アン肝、白子、カマ焼き、コーチン焼き、スペイン風オムレツ、きんぴらごぼうです。豪華ですね。

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「牡蠣と白子」 ワインによく合います。

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「黒鯛のトマトソースがけ」 何となく「和」を感じるのが、遊喜智です。

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「めざしの唐揚げ」 こういった料理も美味しいんです。

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「ゆきちの中華そば」 遊喜智名物の名古屋コーチンのガラがもったいないので、ダシをとって中華そばを作ったそうです。スープがとても美味しく、〆にバッチリです。

大将・Kちゃん、今回もありがとうございました。

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聖ニコラウスワイン=アイスヴァイン

今回紹介するのは、旧ワイン法時代の「聖ニコラウスワイン=Feinste Auslese Eiswein」です。

Wikipediaによれば、「聖ニコラウス」は、キリスト教の主教・神学者で、「聖人」、お亡くなりになられたのは、西暦345又は352年の12月6日とされているとのこと。

聖ニコラウスは、一説ではサンタクロースの起源とも言われ、厚い信仰を集めているそうです。

今回のワインは、友人Yの誕生年のワインを探していて、偶然出会い、入手できた珍品です。

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ラベルの「geerntet」の意味が手元の辞書ではわかりませんが「収穫された」といった言葉のようですので、たぶん1958年12月の5日から6日にかけて収穫されたアイスヴァインではないかと思われます。

アイスヴァインの収穫日は人為的に決めることが困難ですので、まさに「天からの恵」として、たぶん、当時は大層尊ばれたのではないかと想像できます。

ヴィルティンゲン:ザールとありますので、産地も申し分なし。

楽しみだな~。

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アイスヴァインがややこしい!

ここのところ一気に寒さが増してきましたね。本格的な冬の到来です。

こうなるとドイツワインファンが気になってくるのは、今年は「アイスヴァイン(アイスワイン)」が収穫されるかなってということです。

てな訳で、今回はアイスヴァインのお話です。

アイスヴァインは、1971年のワイン法大改正をすり抜け、確か1983年に、現行の規定=モストの最低糖度がBAと同じ=となったわけですが、それ以前は糖度の規定はなかったようで、様々な称号付きアイスヴァインが売られていました。

アイスヴァイン-シュペートレーゼ(E-S)、E-A、E-BA、E-TBA、と簡単に書くだけでもこれだけある訳です。

氷結した葡萄を絞ったけどシュペートレーゼの糖分しか得られなかった、いやTBAの糖度になった、ということらしいです。

昔は作柄が悪く、十分に糖度が上がらない時に、起死回生・一発逆転を狙ったので、E-Sのようなワインもあるのです。付加価値を付けた訳ですね。

ちなみにその表記ですが、一般的には「アイスヴァイン-アウスレーゼ」と書かれているようですが、「アウスレーゼ-アイスヴァイン」と書かれているものも目にしたことあります。使い分けをしていたのか、気まぐれなのかわかりませんでした。

小生宅のワインをご覧ください。

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ラインヘッセンのE-BAです。

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こちらは州営醸造所、ラウエンターラー・バイケンのE-BAです。

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こちらも州営醸造所、シュタインベルガーのE-BAです。

問題は次のワインです。
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トリーアの州営醸造所、アフェルスバッヒャー・ハンマーシュタイン、小生の生まれ年1962年のアイスヴァインであります。

喜んで入手したのですが、よく見ると、称号なし「Eiswein」」の表示しかありません。

前述のとおりだとすると、氷結した葡萄からでも、モストの糖度はシュペートレーゼにも至らず、今で言うところのカビネットクラスということでしょうか。

アウスレーゼ以上の残糖分がある甘いワインが大好きな小生は、がっくりと肩を落としてしました。

旧ワイン法のアイスヴァインは分かりやすいようで、ややこしいのであります。。。

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