オステリア・ルッカ(イタリアン)
前回までに、計4館の美術館弾丸ツアーについて書きましたが、2館目の山種美術館に向かうため、恵比寿駅に到着したのが11時半少し前でした。
先に昼食を済ませようと思ったのですが、時間がもったいないのでラーメンか何かで簡単に済ませようと美術館へ続く道すがらお店を探していると、とても感じのよいイタリアンレストランが目に留まりました。
普段は、心が美術館にいってしまい精神的なゆとりがなく、こういったお店に入らないのですが、店頭のランチメニューの値段が安かったので、ふらっとドアを開けてみました。
お店に入ると、開店時間直後だったこともあり口開けのお客となりましたが、直ぐに「こじんまりとして、とても感じの良いお店だな」と思いました。
カウンターに案内され、選んだのは、不思議と普段は頼むことない、クリーム系のパスタでした。
まず、ミネストローネ、サラダ、トーストしたパンが運ばれてきましたが、反射的に グラスワインを頼んでいました。(笑)
どれも、とても美味しいです。
そしてメインは、
「アサリとムール貝のクリームソース・スパゲッティ」です。
このお料理が、予想に反し「ホワイトソ-ス」 を使ったものではなく、貝の出汁でいただくシンプルなパスタにちょっとだっけ生クリーム( ?)を入れた と思われるような、さっぱり、でもちょっとコクのある、とても美味しいパスタで感激してしまいました。
半分ほど食べたところで、後ろのテーブル席が知らぬ間に満席になっており、地元でも人気なんだなって思い、どんなシェフが作っているのかと、オープンカウンターの中を覗くと、客席や厨房の大きさからすると、多目のスタッフさんです。
シェフらしく方は、カウンターと逆にあるコンロの前で、フライパンを振っているらしくお顔はわからなかったのですが、調味料をとりに振り返った姿を拝して、びっくりしてしまいました。
その方は、TVの料理やバラエティで、よく拝見したことのある「枡谷周一郎」シェフだったのです。
どうりで、料理が美味しいし、お客さんが一杯のわけです。
飲み物は、紅茶を選択しました。
食事を終えた後、桝谷シェフに「シェフのお店としらずに入店しましたが、とても美味しかったです!」と話しかけさせていただくと、とても気さくに話してくださり、TVで拝見するとおりの印象でした。
このランチで、1,000円、味もばっちり。
これから、山種美術館に行くときは、またお世話になりたいと、気分良く、お店をでることができました。
気分上場!
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