コンビニのワイン販売戦略
今回は、コンビニエンスストアーのワイン販売について、感じたことを書きます。
先週のことだったでしょうか、とある大手コンビニを訪れて、とても驚いたことがありました。
その少し前に同店で購入したチリのシャルドネがとても美味しかったので、また購入しようと思って訪れたのですが、そのワインは棚にありませんでした。
コンビ二は商品の入れ替えが激しいのは承知しているので、お目当ての商品がなくなっていることには驚きませんでしたが、全てのワインが赤ワインになってしましい、白が一本もなかったのです!(赤ワインは17~18種もあったし、陳列スペースは減っていません。)
コンビ二は、毎日の細かな時間帯ごとに、商品の購入者の性別・年齢帯等の様々なデータに加えて、天候・気温の変化等の情報を収集・分析して、極端に言えば、翌日の陳列商品(お弁当など)を決めているそうです。
ということは、ぐっと気温が下がってきて、白ワインは売れず、赤ワインなら売れるという過去のデータがあるということでしょうか。
確かに、暑い夏には赤ワインは、酸がぼやけてしまい、冷やせば香りが立たなくなるにで、敬遠することはありますし、秋を感じる頃には「そろそろ赤もいいな。」と思うようになります。
だからといって、冬に白を飲まない、ということはないように思うのは私だけでしょうか。
しかしながら、あの狭いスペースでものすごいジャンルの商品を取り扱い、なおかつ、新商品を上手にとりこみ、大きな利益を生んでいるコンビニが「赤ワインしか売らない。」という判断をしたことは、それだけの過去の情報(バックデータ)があるということなんですね。
酒販店等での白と赤の比率ってこんなに極端ではないよなって、違和感を感じました。
販売されている価格帯からすれば、カヴァ等のスパークリングも売れるのではないでしょうか。
完全に「スーパー派」の小生がコンビニで買い物をすることがないのですが、世間一般の認識はことなり、社会に不可欠のものとなっている現状からすれば、ワイン大好き人間の小生は、残念と思いつつ、ちょっと悲しくなってしまいました。
こんな気持ちです。。。
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