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お誕生日ワイン会:平成25年3月30日(土)その④

さあ、ワイン会の〆は、当然ドイツワインです。

いつもは小生が用意するのですが、2月のワインセラー改修工事にあたり、飲み頃かつ所有者不明(?)のワインが何本か見つかったので、友人Oに「適当に持ってきてくれ!」と頼みました。

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ティレル家(カートホイーザーホーフ醸造所)「アイステルバッヒャー・カートホイザーホフベルク・クローネンベルク1975アウスレーゼ・ゴールドキャプセル」(A.P.№は「29/76」です。)

表記は、もちろん「Mosel-Saar-Ruwer」で、この畑は、ルーヴァーに属します。(今は、「Mosel」に統一されてしまいましたが、誇り高きザールとルーヴァーの表記が消えてしまったことに悲しみを覚えるのは小生一人ではないでしょうね。)

ちなみに、この「クローネンベルク畑」は、オルツベルク、ザンク等の他の4つの畑と統合され、現在は「カートホイザーホフベルク」となり、今は存在しない名称です。

味わいは、まずは1975というヴィンテージらしい強烈な酸に驚かされます。十分熟成していますが、まだまだ若々しいとさえ感じます。ゴールド・キャプセルということで、甘みも期待したのですが、年月にそぎ落とされたか、この蔵の雄々しいつくりのせいか、感覚では残糖50~60g/Lといったところでしょうか。酒躯からすれば、アルコールにとられてしまったのかもしれません。

写真のとおり、美しい色をしていますが、アウスレーゼと重ねた年月からすれば、「淡い黄金色」といえるでしょう。たぶん残糖分と相関があると思います。この透明感は豊な酸の証でしょう。

もう少し甘いと期待していた分、ちょっと残念な気もしましたが、非常に素晴らしいルーヴァーのワインであることには間違いありません。現代のワインが、はたして、約40年後にもこのような熟成をするのでしょうか?

未来志向とは間逆に生きている小生は、将来のワインにはさほど興味はありません。もっと昔のワインはどうだったのか、まるで、アンティークグラスのように、意識は過去に向いてしまっているという危ない状態(重症)であることに、改めて気づきました。。。。。

おまけ

 興が乗ってきたので、友人Oが大切にしているマールを食後酒として開けてくれました。

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ルイ・ラツール社の、「マール・ド・コルトン・グランシー」です。たぶん購入してから10年以上寝かせてあるはずです、同名のコルトン畑からの蒸留酒です。高貴なコニャックなどは対極にある「下品(失礼)」な味わいが、グラッパと並んで小生とOは好きなのです。

これで全てを紹介しましたが、最初のシャンパーニュを除き、それぞれの個性を殺してしまうことのない、いい流れだったと思います。

これで、また勉強になりました。お越しいただいた姫様や友人達が、一本でいいから心に刻むワインを提供できる会が構成できるように、今後も頑張ります!

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