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「ZESHIN」展 柴田是真

12月15日(土)、以前からとても興味のあった「柴田是真(しばた ぜしん)」の展覧会を観るために、東京都渋谷区南青山にある「根津美術館」に行ってきました。

柴田是真(1807~1891)は、幕末から明治にかけて活躍した蒔絵師・漆画家です。

展示されていた蒔絵の作品は、菓子器、硯箱、頓骨※、印籠、根付、刀の鍔・小柄、板戸など、種類も多く、作品も金蒔絵や螺鈿を多用したきらびやかなものから、濃い目の漆を厚く練ったものに小刀で削って模様をつけた渋いものまで、技法も作風も実にさまざまでした。

※ 「頓骨(とんこつ)」とは、そもそも骨を捨てる、といった意味があるそうですが、出された食事で食べ切れなかったお料理を持ち帰るための、小さな容器をこう呼ぶのだだそうです。今回初めて知りました。

しかし、どの作品も極めて精緻で高度な技術が感じられ、デザインも大胆かつ繊細な構図であり、本当に溜息がでるほどに、素晴らしいものばかりでした。

漆絵というのは、その名のとおり、画材として漆を用いた絵を指すのですが、漆は強い粘りがあるので、自在に使いこなすのは極めて困難らしいのですが、こちらも見事なものでした。いわゆるスケッチブックのようなものも展示されていたのですが、高いデッサン力も伺えて、興味深く観ることができました。

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ガラス器等の西洋の美術工芸品も素晴らしいのですが、こうした作品達を目にすると、日本人であることが誇らしく思えるとともに、伝統的な蒔絵等の漆器なども、積極的に購入していきたいと強く思いました。

お天気はあいにくの小雨だったのですが、心は豊で晴れ晴れとしたものでした。

さあ、せっかくの東京です。美術館のはしごをしました!次回にお届けします。

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