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2012年7月

「築地 本陣」(東京;浅草)平成24年7月20日(金)

前回、フェルメールについて書きましたが、今回の上京のもう一つの目的は、5月18日にお見舞いに行った友人が退院したので(かなり体調も回復してきました)『快気祝い』を行うことです。

場所は、もちろん「築地 本陣」さんです。

① お通し

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大きさからして、アサリだと思ったのですが、実は「ひめ蛤」だそうです。味は確かに、蛤です。ぎゅ~と味が凝縮された感じです。良い滑り出し!

② お刺身盛り合わせ

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快気祝い、ということで、店長さんに無理をいって「長寿」の証である伊勢海老(約400g)を用意していただきました。もちろんGood!左は、北海道であがった秋刀魚です。初モノですが、この時期くらいが脂がのりすぎてなくてお刺身には美味しいです。右は黒鯛。実はこれがベストでした。歯ごたえといい、味といい感激!

③ 白イカのお造り

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こちらもかなりイケていました。それに美しい!!!

④ 本日のワイン

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お造りまではビール、ここからはワインです。今日は気分的に赤。酒屋さんに和食に合うものを選んでいただいたそうです。軽すぎず、重すぎず、いいチョイスです!

⑤ このわた
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ワインとの相性は、予想に反して悪くありませんでした。

⑥ 蟹ミソとチーズの春巻き

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こちらもワイン好きから相性の悪さが評判の蟹ミソが使われていますが、チーズのおかげでしょうか、大変美味しく頂くことができました。

⑦ 牛ロースのステーキ

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ご覧のとおり、いい焼き加減!赤ワインですので、もう何もいうことはありません!至福の時。。。

⑧ …

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何だかおわかりですか?左はスモークチーズ+沢庵、右は特性味噌に漬け込んだ豆腐です。店長さんからサービスで頂戴しました。珍味ですがこれもワインにもバッチリでした。

⑨ 茄子のパスタ

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茄子の名前を失念しましたが、皮が柔らかくとても美味しくいただきました。イタリアンのパスタとは明らかに違うのですが、何かがわかりません。でもアリです!

⑩ 鰹の小丼と味噌汁

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鰹大好きなので、〆にバッチリでしたが、お造りの伊勢海老の頭も味噌汁がとてもいい相性で本日の名コンビ賞でした!

⑪ …

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もうだいぶ酔っているので、記憶が定かでありません。左は山葵の茎を使った山葵漬け?右はサメの軟骨料理だったような。軟骨のコリコリ感がたまりません。

⑫ マンゴーの杏仁豆腐

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本日のデザート、マンゴー杏仁豆腐です。杏仁はさっパリ目。ちょっと濃厚なマンゴとの組み合わせのバッチリでした。

今日は、いっぱい食べましたね。これで少しでも友人の体力充填の役にたったかなと思っています。

今回も店長さん、裏方の皆様、サービスの素敵な女性、皆さん、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

また、よろしくお願いします!

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フェルメール

先週の金曜日(7月20日)に、夏休みを頂戴して、東京に行ってきました。お目当ては17世紀のオランダの画家「フェルメール」です。

まずは、東京都美術館の「マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝」の『真珠の耳飾りの少女(別名:青いターバンの少女)』です。

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1665年頃の製作。目測では、縦約40cm×横約30cmほどの小品ですが、なんと、美しいのでしょうか…。瞳、唇、真珠の耳飾の輝きが、およそ350年前に描かれた少女を今も効果的に、ひきたてています。そして「ラピスラズリ(鉱物)」で描かれたターバンの青や美しい肌の色が、黒いバックに浮かびあがっています。死ぬまでにどうしても観ておきたい1枚でしたので、大感激でした。

その他の作家で少女の次にお気に入りだったのは、ヴァン・ダイクの肖像画でした。、レンブラントもありますが、小生の好みではないようです。ルーベンスのとある習作がありましたが、絵そのものより、この習作を基に描かれた絵が、あの「フランダースの犬」のネロが最後に出会えた絵だったという逸話に感激してしまいました。

ところで、当日は、開館時間ちょっと前に美術館についたのですが、美術館の計らいで早めに開館してくれたようで、スムーズに会場に入れましたが、かなりの混雑。問題は少女の絵で、テニスコート一面ほどの部屋に1枚。皆、ロープに沿ってゆっくり進みます。200人ほどのお客様がいらっしゃったので、30分ほどかかってしまいました。

絵を観終わり、ミュージアムショップで買い物をすませ、11時半頃、入口切符もぎ場の横を通ると、何と入場制限が実施されていました。先端の方の後ろには。4列100m以上(まだ建物内)、外のエントランス、階段、そして建物外まで、一千人は超えているのでは。

まだ会期全般、それも平日でもこの状態です。後半に向けて更に込むと思います。土・日に予定されていらっしゃる方は、相当に覚悟が必要ですよ!

次は、国立西洋美術館、「ベルリン美術館展」の『真珠の首飾りの少女』です。これらは、まったく込むことなく、ゆっくり鑑賞することができました。

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左からの窓からの自然光、得意の黄色っぽい衣装など、こちらの方が、むしろフェルメールといった感じですが、小生的には、完全に「耳飾りの少女」を推薦します。他の絵画も絶対、前者の美術館の方が素晴らしいと思います。

いや~、またまた、目の保養というというより、心の充電ができた感じです。

やっぱり絵画は素晴らしい!!

※ おまけ

 国立西洋美術館で、ロダンを写してきました。緑の中で一層素晴らしいです。

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「カレーの市民」かな?

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ご存知、「地獄の門」です。

2展とも、静岡県立美術館にあります。

静岡県立美術館から、こだまを利用しても2時間程度の距離なんですよ。静岡県立美術館は、設立のコンセプトを完全にを間違えましたね。恥ずかしい…。

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テレジアンタール(?)グラス

先ほど、待ちに待ったグラスが、ドイツから届きました。

オークション・落札品ですが、出品者はアンティーク業者で、「テレジアンタール 1905年作」とのことでした。

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高さは19.5cm。ステム、フットともに、四面にカットが施されています。ステムの中心に一本のラインが見られますが、たぶん、ベネチアンのレースグラスのような技法が用いられているのではないかと思われます。

金彩はまったくの剥げもなく、フットの底にわずかなスレがみられる程度、本体にチップ等の傷は見当たりません。ただし、アンティーク・グラスによく見られるように、気泡が何箇所かあります。

小生には、これが本当に「テレジアンタール※」なのか、「1905年作」なのか、まったくわかりませんが、極めて美しいアンティーク・グラスであることに間違いはなく、またまた感動してしまいました。

このグラスも、日本やフランスでは、「アール・デコ」と分類されるのでしょうが、やっぱり「ユーゲント・シュティール(Jugendstil)」と呼ぶのがふさわしいのではないのでしょうか。

あぁ、何と素晴らしい。。。

これからも頑張って働いて、素敵なグラスを集めます!!!

※ テレジアンタール

1836年、ドイツの南部、バイエルンの森に設立されたメーカーで、社名は、庇護にあたったバイエルン王国のルードヴィッヒⅠ世のテレジア妃に由来するそうです。

アンティーク・グラスのファンのイメージする同社のグラスは、こんな感じではないでしょうか。上記のグラスと何らかの共通点がみられるような、みられないような…。難しいなぁ。でも、グラスの質さえ良ければ、メーカー(ブランド)にこだわる意味はありませんね。

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結婚式!

すみません、もう先月の話になりますが、小生の甥っ小僧の結婚式に出席しました。

例の季節はずれの2連続台風がきた週で、前日まで気をもみましたが。雨の心配もなく、盛大なうちに式は完了しました。

小生が結婚式に出席するのは20年ぶりくらいでしょうか。それに初めてのキリスト教の式。何故か小生が緊張してしまいました。

小生くらいの歳になるとこういった席より、圧倒的に黒の喪服を着ることが多いのです。

当日は、ネイビー・ブラザーに、ボウ・タイ(蝶ネクタイ)、ポケットチーフと、親族にはあるまじきスタイルで望みました。

新郎。新婦の人柄のおかげでしょう、下品な芸を見せ付ける友人もいまず、華やかに式は進行しました。

今から15年近く前に、裏の川で魚獲りの極意を伝授していた頃の記憶が蘇り、なお一層感慨深く、お恥ずかしい話ですが、ちょっとうるっときてしまいました。(ちなみに『技』とは、100均ショップで打っているような、青いビニールのタモで、鮎を獲ることです。本格的な友釣りをする人はまったく信じませんが、生態を知らないからです。甥は免許皆伝とまでいきませんが、センスはかなりよかったです!)

甥が素敵なお嫁さんをもらい、これから楽しい家庭を築いてくれることを切に願わないではいられない、素晴らしい一日でした。二人とも、出来の悪いおじさんをよんでくれてありがとう!

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このあとに「ブーケ・トス」が行われました。ここが一番の山場だと思っていたのですが、新婦友人たちは関心なし。(まだ若いからでしょうか)独身の小生は、「ならば俺が獲る!」息巻いたのですが、親族一同に羽交い絞めにされてしまいました。

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とにかく、デザートのすごいこと!大満足です!!!

いいですね、本当に。幸せをわけていただきました。

困ったことがあったらいつでも連絡くださいね。

本当にに、素敵な結婚式!ご馳走様でした!!!

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「アマルリック・ワルター」(パート・ド・ヴェール)

前回、ドイツから届いたグラスのことについて書きましたが、実は、届いたのはグラスばかりではありません。

フランスのガラス作家、「アマルリック・ワルター」の、「パート・ド・ヴェール」という技法で作られた作品です。

まずは、画像をご覧ください。

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パート・ド・ベール(仏語:Pate de varre、英語:Paste of Gurass)=英語だとイメージしやすいと思いますが、日本語では「ガラスの練り粉」などと訳されるようです。

簡単に書くと、まず作りたいモノの像を成形し、これを基に耐熱性のある石膏等で凹型を作ります。これに粉にしたガラスを植物油等で練ってつくった基材を型に敷き詰め、高温で溶融成型するようです。

紀元前からこの製法は用いられていたようですが、基本的に型を崩さなければならず、大量生産ができないことから、いつしか幻の技法になってしまったようです。

1880年代に、フランスのアンリ・クロが、この技法の復活に成功し、アール・ヌーボー、アール・デコの時代に黄金期を迎えましたが、今も作者として名を残こしているのは5~6名程度でしょうか。各人に、独自の凹型の生成方法、ガラスの粉(粒)の大きさ、粉を練る油等の材質、溶融温度等の秘中の技があったらしいのですが、一子相伝的に扱われたことから、製法自体が、再び、ほぼ全滅状態になってしまいました。現代においては、極限られた作家さんが細々作っているのみで、一定量生産しているのは、フランスのドーム社のみではないかと思われます。

特徴としては、①つくりたい形に造形できる、②思った場所に好きな色を配置できる、③練り粉内に内包された空気の関係か、独特の質感・(不)透明感が得られる、などでしょうか。

アマルリック・ワルター(仏語:Amalric Walter=Almaricという表記もたまに見ますが、今回は信頼する「北澤美術館」さんにならいました。)

生誕年は諸説あるようですが、セーブルに生まれ、セーブル国立陶芸学校でこの技法を学んだ後に、紆余曲折あって、1909~1914年の間、ドーム社にて製作を行い、後に独立して作品を作り続け、1940、50年代に没したようです。(没年も諸説あるようです。)

今回の作品は、計6cm程度で、ワルターの作品としては、最も小さい部類に入ります。モチーフは甲虫、たぶんスカラべ(ふんころがし)ではないかと見ています。

4枚目の写真の黄色の台座に「A.Warter Nancy」とありますので、独立後の作品だと思われます。(ドームのサインがある作品も手元にありますので、たぶん、間違いないと思います。)

ワルターは、自ら原型を作らず、複数の作家に製作を依頼していたようですが(デザインだけ依頼したとの文献もあり)、この作品は、おそらくアンリ・ベルジェ(Henri Berge)と思われます。しかし、通常あるはずの「Berge」のサインが見当たりませんでした。サインも型なので、作品によっては判読できないものも見受けられます。作風からすれば、ベルジェに間違いがないと信じています。

小生が、初めてワルターの作品を観たのは、たぶん20年以上前、諏訪の北澤美術館だったと記憶しています。圧倒的なガレやドームの作品に深い感銘を受けたのですが、何故か最も心に残ったのは、今回のような昆虫や魚、小動物等をモチーフにしたワルター(&ベルジェ)の作品達でした。

こつこつと集め続け、今回の作品がやっと4点目となりました。手持ちの作品と比すれば、小品であることは否めないのですが、購入の決断に到る自分好みの作品が少ないこと(無い事はないのですが、小生には高価過ぎます。)、思ったより安価に入手できたことから、とても満足をしています。

今回はちょっとだけディープな内容となってしまいましたね。反省!

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アール・デコ調(?)グラス

本格的な夏がやってきましたね。

こうなると、「クール便が使えない」ドイツのワイン・オークションは、基本的にお休みです。

ということで、グラスでもと覗いていてら、ちょっと気になるグラスが見つかり、試しに落札してみました。

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出品者様は、「Jugendstil(ユーゲント・スティール):直訳は「アール・ヌーヴォー」)と書いていましたが、この「ユーゲント・スティール」は、フランス等で花開いたアール・ヌーヴォーとは、微妙に異なる進化を遂げており、別ジャンルと考えられているようです。小生の勉強不足もあるのですが、どう分類してよいか、受け取る側の感覚の違いにもより、微妙なので、わかりやすく「アール・デコ調(?)」とさせていただきました。

肝心のグラスですが、高さは12.5cm程度ですので、シェリーかポート、実際には、ドイツの極甘口でもよさそうな小ぶりなサイズです。グラスの厚みはやや薄めなのですが、見た目以上に重いし、材質も独特なクリアさがありますので、鉛クリスタルと思われます。

特徴となっているボウルの繊細な線は、実はカットなのです。ちなみにステムは六角柱です。

グラスの質からすれば、そんなに古いものではないし、また特に新しいという感じでもなく、デコ調ということからも1940~50年代くらいだったらいいかなって思っています。

それにしても、美しいフィルムと、カットの優美なライン。。。日本ではなかなか見ることができないタイプです。

直ぐに惚れてしまいました。

ちなみに落札価格は、なんと1,5ユーロ!ドイツからの送料・諸手数料含めて、約1,300円ちょっとでした。

あ~、やめられない!涼しくなるまでワイン貯金をと考えていましたが、… 無理ですね。日本ではなかなか見かけることのないガラスをGETして、また、紹介させていただきます。乞うご期待!(本当か?)

※ ドイツワイン大好きな皆さん、あまりに数が増えすぎ、整理ができなくなってしまいました。長い、暖かい目で見守ってくださいませ。

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パティスリー クロシェット(5回目の登場です!)

春のワイン会にも、友人Oが、ドイツワインにあわせて、クロシェットさんに素敵なケーキを発注してくれました。

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ちょっと前衛的なデザインですが、そこはクロシェットさん。洗練されたデザインと、明確な主張のあるお味で大満足でありました。Sany1761
お約束です。

本当は断面をお見せしたかったのですが、我がワイン会では、めいめいがフォークやスプーンをにぎりしめ、よーいドンで、砂山の棒倒しよろしく、奪い合いになるので、とても上品と呼べず、写真を撮りませんでした。今後の課題とさせてください。

肝心のワインとの愛称ですが、あえて厳しく言わせていただくなら、良くもあり、改善の余地があるというのが本当の気持ちでした。

あわせるは「モーゼルのアイスヴァイン」と指定させていだったのですが、チョコが熟成を重ねたリースリングの厚みにあったものの、モーゼルは酸味が特徴なので、、フルーツと濃い目のカスタードなどの、さわやかやかつちょっとコッテリ系が、BESTであったのではと思っています。今回のケーキは、ラインガウのアイスヴァインやベーレンならベストだったでしょう。

すみません、いつもお世話になっているのに、文句ばかりで。

根本的にどこに問題があったかと、更にかんがえたのですが、結論は次のとおりです。

クロシェットさんは、フランス菓子の専門家でいらっしゃいますが、ドイツワインの上位、それもよ熟成したワインを飲む機会が少ないのではないかと言う事です。

ソムリエや酒販店の方々でも同じような状態ですので、これはやむを得ないことです。

解決策は、「モーゼルのアイスワインにあわせるケーキを!」と頼むのなら、クロシェットさんに同等のワインを飲んでいただくよう配慮すべきですね。

悪いのは、全て友人Oの責任です(笑)。

小生も、小生なりに検討させていただきます。

とにかく、クロシェットさん、今回も素敵なケーキをご馳走様でした!!

『パティスリー.・クロシェット』 … 藤枝市高柳 http://www.clochette.cc/

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