« 2012年5月 | トップページ | 2012年7月 »

2012年6月

Dr.フィッシャー 1983 アイスヴァイン

 すみません、春のワイン会で楽しんだドイツワインをまだアップしていませんでした。

Sany1771
Sany1773
Dr.フィッシャー オックフェナー・ボックシュタイン1983アイスヴァイン

もう30年近い熟成を経ていますので、色調は濃い黄金色。いきいきとした酸味と、奥行き、厚みのある味わい。やっぱり、リースリングは素晴らしい!

こんな贅沢なワインを飲んで言うのもなんですが、いつもこういった上級ワインを飲むと、無性に、カビネットあたりの下級クラスのリースリングが飲みたくなります。

以前から思っていたのですが、リースリングは頂上に向かうほどに、「リースリングらしさ」がマスキングされてしまうような気がしてならないのです。

もちろん、安価に作られるフクセルレーべ等の早熟品種の上級ワインとは、『品格』が数段ことなるのですが…。

小生が最もリースリングらしさを感じるのは、オフヴィンテージに素晴らしい畑・生産者が、作り上げるカビネットクラスではないかと思っています。それも最低でも15年以上熟成させたものです。

しかし、このクラスだと、デザートワインとしては、糖分・厚みに物足りなさを感じてしまうのも事実です。

今回飲んだアイスヴァインやベーレンは、前述のような不満を感じてしまうこともあるし、何よりも高価なのです。

このような二つの不満から、リースリングらしさ、甘み、酸味、価格のバランス等の諸条件をみたしてくれるのが「アウスレーゼ」だと考えています。ゆえに、小生の名前は愛する『アウスレーゼ』なのであります。

ドイツワインの奥深さを改めて感じるとともに、ドイツワインへの愛情がますます深くなった一晩でありました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

電気ブラン

皆さん、「電気ブラン」というアルコール飲料は、ご存知でしょうか?

浅草の「神谷バー」の創業者である神谷傳兵衛さんが、1893年(明治26年)に生み出したリキュールの一種で、ブランデーをベースに、ワイン、ジン、ベルモット、キュラソーなどをブレンドしたもので、ビリッとした刺激から、この名前が付けられたそうです。

Sany2131

Sany2132_3

前回のブログで、浅草の「築地 本陣」でちょっと一杯ひっかけたと書きましたが、お店を出た後に、銀座線に乗り込もうと歩いていたところ、この電気ブランを店頭で販売していました。

「まあ、この店でなくても買えるし…」と思って、素通りしようかと思ったのですが、店頭販売されいらっしゃる方を拝見し、即効で「1本お願いします。」と言ってしまいました。

と、いうのも…。

Sany2048

こんな感じなのです。すらっと美しい立ち姿。ちょっと無愛想で、カメラを向けても(事前に了解をいただいています。)ちょっと視線をそらし、いかにも頑固な渋~いバーテンダーといった様子でした。

ワインも大好きなのですが、カクテルも大好きで、バーテンダーさんも憧れの職業なのです。

いいなあ~、と思いつつ地下鉄に乗り込み、帰路に着きました。計5回に渡って東京旅行の様子をお知らせしましたが、ブログに書いた以外にも懇意にさせていただいている銀座のアンティーク・ショップにも寄り、とても素敵なガラスをGETすることができました。(上手く写真が撮れれば、紹介します。)

改めて大満足の小旅行だったとうれしくなりました。

次は、7月かな、楽しみです!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「築地 本陣」(東京:浅草)5月18日

前回、浅草までぶらりと歩いてきたと書きましたが、お目当ては4月20日にお世話になって、すっかりお気に入りとなった「築地 本陣」さんで、軽く一杯ひっかけようと思ったからです。

今回は残念ながら一人酒になってしまい、おまけにたくさん食べてやろうと意気込みすぎて昼食を抜いたため、気合が空まわり、ちょっとしかお料理をいただけませんでしたが、簡単に紹介させていただきます。

① 琥珀のビール

Sany2033
当日は、両国から歩いてきましたが、ちょっと汗ばむほどにいい陽気でしたので、「とりあえずのビール」の美味しいこと!

② お通し(自家製スモークサーモン)Sany2035
店長さんの自家製だそうですが、程よい加減のスモークがビールの苦味によくあいました。

③ お刺身の盛り合わせ

Sany2037
今回も美しいですね。やっぱり見た目も味のうちです。無理を言って特別に一人前に仕上げていただいたのですが、一番上の白ミル貝、一番下の平目(縁がわ!)が特に印象に残りました。

④ アルデッシュ

Sany2038
さあ、いつものとおり、白ワインです。ブルゴーニュの大手メゾン&ドメーヌのルイ・ラツール社が、もっと気軽にシャルドネを楽しんでもらおうと南仏で作っているのがこのワインで、ヴァン・ド・ペイになります。

⑤ 旬野菜と大海老の天麩羅

Sany2039
説明不要。シャルドネとの相性は日本酒をはるかに超えます!お刺身といい天麩羅といい、日本人でよかった…ワイン飲んでるけど(笑)。

⑥ ネギトロのなめろう

Sany2042
鯵ではなく、ネギトロのなめろうです。板さんの「本日のおすすめ」とのことなのでお願いしました。白いものが何だかわかりますか?実は「ホース・ラディッシュ(西洋わさび)」です。これがまたいいアクセントになっています。味噌で味付けられているのですが、板さんの「お好みでお醤油をどうぞ」の言葉にちょっとたらすと、やっぱり鮪だからでしょうか、一段と美味しくなりました。小生の姿をみていた板さんが、「海苔があうんじゃないですかね?」と言うやいなや、おもむろに缶から海苔を取り出し、ぱっぱと切り分け、さっと供してくださいました。あ~、更に2段階くらい美味しくなってしまいました。ぱっと思いついた板さんもとても喜んでいました。こういう方、大好きです!

⑦ 肉豆腐

Sany2044
あぁ、こういう下町っぽい料理もたまりません。

⑧ 季節のシャーベット(日向夏)

Sany2047
締めは甘いものです、やっぱりね。

と、「今日はこのくらいにしといてやる」とお店を後にしました。

4週間前に初めてこのお店にお邪魔して、今回が2回目だったのですが、店長さんも板さんもしっかりと小生のことを憶えていてくれてました。うれしいですね、本当に。

これで、東京に遊びにいく理由が、また一つできました。近いうちに、また東京に行けそうなので、様子をお届けします。

「築地 本陣」の皆様、ご馳走様でした!!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東京スカイツリー&三社祭

前回、前々回と東京旅行の様子を書きましたが、実は一番の目的は、両国の病院に入院していた友人のお見舞いでした。

病院ですから長居もできず、ちょっと時間があったので、浅草までブラリと歩いて見ました。

Sany2016
「蔵前橋」を渡って、台東区へ向かっています。遊覧船も楽しそうですね。

Sany2014
振り返ると、うわさの「東京スカイツリー」が見えました!

Sany2017
浅草、雷門通りの隅田川近くからのツリーです。広角で撮影していますので、そんなに大きく見えませんが、実際はかなりの迫力です。ちなみにここから歩いて20分ほどの距離らしいです。

Sany2019

Sany2027

Sany2032
この日(18日)は、三社祭の初日ということで、神輿がでたりと活気にあふれていました!

スタイリッシュな東京も好きですが、小生は、やっぱり「江戸」を感じさせる下町が好きかな。

次回は、また浅草でちょいと一杯!であります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ブリヂストン美術館 開館60周年記念展

さて、前回は上野の東京国立博物館に行ったと書きましたが、開館一番で入館しましたので、まだ時間はたっぷりあると、東京駅まで移動し、八重洲中央口から徒歩10分ほどの場所にある「ブリヂストン美術館」にお邪魔してきました。

このブリヂストン美術館は、言わずと知れた㈱ブリヂストンの創業者である石橋正二郎氏のプライベート・コレクションをベースに1952年に開館したそうで、今年が60周年に当たるため、自慢の収蔵品を一挙公開ということになったようです。

小生には、どうしても一度見ておきたい一枚の絵があったのですが、地の利がよいこともあり「いつでもいける」と考え、今回が初の観覧となりました。

感想から先に書きますと、「すみません、個人コレクションとたかをくくっていました。本当に素晴らしいです。」となりました。ビルの中にあり、天井も普通のビル並み、お世辞も広いとは言えませんが、逆に作品を間近(数センチ)で見ることができます。とにかく質が高く、個人のコレクションとしては、小生の経験上では大原美術館に次ぐのではないでしょうか。

今回、とても印象に残った作品を紹介します。

Photo
エドュワール・マネ「自画像」

これも観たかった一点です。マネが大好きです。

Photo_2
藤島武二「黒扇」

なめていました。本物を前にすると感動しました。

Photo_3
パブロ・ピカソ「腕を組んですわるサルタンバンク」

是非観たかったのは、この作品です。キュビズムに走ったピカソには、まったく興味はありませんが、青の時代の作品やこの作品を観ると、今のピカソの名声に納得できます。

Photo_4
藤田嗣治「猫のいる静物」

もう一点、横たわる女性を描いた作品もあったのですが、そちらの方が「フジタの白」が堪能できて、素敵でした。

Photo_5
青木繁「わだつみのいろこの宮」

Photo_6
青木繁「海の幸」

もう40年近く前でしょうか、美術の教科書に載っていましたね。

Photo_7
ギュスターヴ・カイユボット「ピアノを弾く若い男」

新蔵品だそうです。カイユボットはオルセー所蔵の「床削り」の強烈な印象が残っていたのですが、本作もとても素晴らしいです!

以上はほんの一部です。他にも、ドガ、ルノアール、モネ、コロー、黒田清輝などなど、とにかく日本の美術館としては、作品一つひとつの質が高いと感じました。

今回は、日本人画家を再評価する良い機会となりました。う~ん、至福の時間が過ごせました。

この特別展は、6月24日まで開催しています。是非、ご覧になってください!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年5月 | トップページ | 2012年7月 »