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「ボストン美術館展」東京国立博物館

更新が遅れておりますが、5月18日(金)、東京上野にある東京国立博物館で開催されてる「ボストン美術館展」に行ってきましたのでの、その様子をお届けします。

この企画展は、東京国立博物館の140周年の特別展で、米国のボストン美術館の協力を得て開催されているものです。(会期:6月10日まで)

江戸から明治の激動の時代、日本の優れた美術・文化を深く理解してくれたのは、外国の方々で、国宝級も含め大量の美術品が海外へ流出しまいました。こうした美術品の最大のコレクションを誇るボストン美術館の収蔵品の「お里帰り」が今回の特別展です。

美術品の海外流出は、大変残念なことと思いますが、一方で、廃仏稀釈のうねりの中では国内では破壊・廃棄されてしまった恐れのあった美需品も多数あり、米国、欧州の方々がその価値を認め、大事にしてくださったいう事実もあり、非常にありがたいことでもあります。ちなみに、日本では見向きもされなくなっていた「浮世絵」に高い美術的な価値を見出してくれたのも、海外の方々です。

こんな複雑な思いをいだきつつも、わくわくと開館時間前に会場に到着しました。

Sany2001

Sany2003

Sany2004
こちらが会場の「平成館」です。

会場内はもちろん撮影禁止でしたので、印象に残った作家を列挙します。

狩野芳崖、橋本雅邦、快慶(弥勒菩薩立像)、伊藤若冲(鸚鵡図=やっぱりこの方は奇才です!)、尾形光琳、長谷川等伯、曽我蕭白などなど、満足させていただきました。

残念だったのは、平日にもかかわらず大変混雑しており、ゆっくりと鑑賞できなかったことです。全国からこの特別展を楽しみにされていた方達が集まるのですから、止むを得ないですね。

もう一つ、残念というかかわいそうに思ったことがありました。季節的に修学旅行のシーズンだったこともあり、沢山の中学生がいたのですが、何やら一生懸命にメモをとっているのです。たぶん、学校からの指導で感想等を書かされているのでしょう。鑑賞しているよりもメモの時間の方が明らかに長いのです。彼らには、もっとゆっくりと作品と向き合い、「感じて」欲しいと思いました。教育関係者の方には、再考をお願いしたいと感じました。

さて、小生がこの博物館が大好きなのは、企画展以外に本館の常設展が極めて充実していることです。行く度に展示物が変わっていますが、重要文化財、国宝級もいっぱいあります。おまけに、特別展の喧騒がうそのように、人もまばらでじっくり鑑賞できます。

みなさんも、是非、国立博物館を目一杯楽しんでください!

※ おまけ

Sany2010
敷地内にこんな素敵な庭があるのをご存知でしたか。庵?茶室?でしょうか。立ち入り不可ですが、一度ゆっくり、お茶と和菓子でもいただきたいですね!

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