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お誕生日ワイン会(その2)

いや~、もう春まっさかり。日中は暖かく、心も緩みっぱなしで、更新をサボっております。反省…。

ということで、3月31日(土)のワイン会第2弾、「赤」です。

こちらが、そのラインナップです。

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飲んだ順番に紹介します。

⑤ ボルドー1962(Chateau Du Moulin Nefu 1962=AC.Bordesux)

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このワインは、ドイツのオークションで落札し、10日ほど前に届いたワインです。普通なら、このくらいの古酒ですので、少なくとも半年くらいは旅の疲れを休ませてあげなければなりません。なぜ抜栓したかというと実は、「液漏れ」を起こしていたからです。

ワインが自宅に届き開封する時は、喜びよりも不安で一杯なものですが、今回は、ダンボールを空けた瞬間に「やられた!」と思いました。明らかにワインが劣化した異臭がしたからです。緩衝材を掻き分けると、2本のうちついでに落札したこのワインから漏れていることが判りました。入札時の写真やラベルの汚れた様子等から判断すると、10~20cc程度は漏れていると思われました。3枚目の写真では液面の位置がわかりづらいですが、「ミッド・ショルダー」です。

参考

Photo

こうなると、さすがに休ませておく余裕などなく、ただでさえ状態に不安があるのに、漏れたワインの分だけ空気が入ったことになり、更に酸化が一気に進み、生存率は10%もないだろうと読んでいました。

さすがにコルクはボロボロで抜栓に苦労しましたが、グラスにそ~っと注いでみると、思ったより綺麗な色をしており、香りにも問題はありません。口に含むと、素晴らしく滑らかな味わいのよく練れた、疑いなく「ボルドー」でありました。100%の体調ではないものの、立派に「生きて」いました。澱も十分に落とすこともできなかったし、名も知らぬただのボルドーで、一級が持つようなフィネスとは無縁のワインですが、十二分に楽しませてくれて感激しました。フランス⇒ドイツ⇒日本と長い旅を乗り越えてきた、小生と同い年のこのワインに感謝、感謝であります!!

⑥ ポマール1976(ドメーヌ ジャン・ミッシェロ)

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前回紹介したムルソーと同じ作り手のポマールです。色調は濃く、深いルビー色、エッジにはオニオンスキンは現れていません。蔵出しのためか、抜栓・デキャンティング後もなかなか開いてくれず、やきもきしましたが、徐々に垢抜けないポマールらしさをみせてくれました。しかし、今は閉じている時期のようで、まだ5~10年は待ってあげてもよかったかもしれません。

⑦ ラトリシエール・シャンベルタン1991(ベルトラン・ド・ラ・ロンスレー)

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いわずと知れたグラン・クリュです。1991年の評価は今ひとつなのですが、偉大な1990年の影に隠れているため、過小評価されている、と言う方もおり、このワインについては、小生には珍しく事前抜栓・デキャンティング(2時間程度)で望みましたが、結果として小生的には失敗でした。このワインには、それに耐えうる力はなかったからです。作り手のスタイルによるものか、ヴィンテージの影響か、色調も薄く、凝縮感に欠けていました。しかし、チェリーのような香りとピノ・ノワールらしさを、愛嬌良く振りまいてくれた素敵なワインでした。(グラン・クリュだと思わなければ大丈夫)

明らかにサービス担当の小生の責任が大きかったです。そもそも小生が事前抜栓・デキャンティングをしないのは、よほど酒質が強い若いワインでない限り、味が平坦でつまらないものになってしまうと、常々考えているからです。今回は。判断を誤りました。出席者とこのワインに対し、深くお詫び申し上げます。

ちなみに、このワインは販売店のセラーに長いこと眠っていたとのことで、コンディションは抜群と思われます。

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小生の拙い経験と知識では、①澱が瓶壁面に付く、②澱が比較的大き目の粒でさらさらである、ワインは、よい環境で育てられた証であると考えます。(逆だから駄目とは言い切れないのが難しいところです。)

さて、2回に別けて紹介してきましたが、このあたりで書き手の小生の心が折れてしまいましたので、デザートとデザートワインは次回とさせていただきます。(クロシェットさん、ごめんなさい。)

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