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秋のワイン会  平成23年10月29日(土)

 秋本番、美味しい食べ物もいっぱい、ワインにとっても、素敵な季節になりましたね。(暑い季節は、ちょこっと良いワインを楽しむには厳しすぎます。室内温度が高いとグラス内のワインの温度も直ぐに高くなりすぎてしまいます。)

 ということで、長兄、友人O,、友人Yの、いつものメンバーに加え、スペシャルゲストとして、懇意にさせていただいているKさんの計5人でプチ・ワイン会を開催しました。

 料理も色々と準備したのですが、写真係の長兄がサボったため、お見せすることができません。また、構図も背景もお構いなしのカメラマンですので、ご勘弁ください。

① シャンパーニュ(ピエルソン・キュベリエ、グランクリュ”キュべ・プレステージ NV

Dscf2225 販売店のデータによると、ピノ・ノワール85%、残りがシャルドネだそうです。泡立ちは細かくはないものの充分。赤品種主体ということで、力強いだろうと思ったのですが、意外と繊細。揚げたての野菜の天麩羅にあわせましたが、とても相性良く楽しむことができました。温度の上昇、時間の経過につれて、厚みと、複雑さが増して、より美味しくなりました。販売店での売り出し直後でしたので、デゴルジュマンもつい最近だったのでは?もう数年寝かせてあげれば、さらに素晴らしいシャンパーニュに成長してくれるでしょう。

② コルトン・シャルルマーニュ 1996 オリビエ・ルフレーヴ

Dscf2222今回は、お招きしたKさんが大のコルトン・シャルルマーニュ(以下C.C)好きということで当セラーから選んだものです。色はかなり黄色が混じり熟成が進んでいることを感じさせます。香りは小生のサービス・ミスで温度が低すぎたせいもあって、最初はあまり立ち上ってきませんでしたが、段々とナッツのニュアンスなど、シャルドネの熟成したとてもよい香りを感じることができました。味わいも、さすがグラン・クリュといったもので堂々たるワインでした。ただし、このアペラシオンを飲みなれたKさんいわく「かなりドライ」。小生はもう10年近くC.Cははずればかりだったので充分楽しめました。飲み頃はというと、ワインに関しては完全な熟女好きの小生からすると最低でも3年は待ちたいと思ったのですが、皆、意見はバラバラでした。こういうところもワインの楽しさです。

③ コルトン・シャルルマーニュ 2006 ヴァンサン・ジラルダン

Dscf2228小生が②のワインを出すといったらKさんから「このワインで10年の熟成の違いを確かめたい」とのことで、お持ちいただいた一本です。2006は巷では、シャルドネにとって「かなり良い年」という評価です。肝心のワインはというと、まだ「麦わら色」に近く、熟成とはほど遠い感じ。でも、凝縮され、目も細かい見事なワインであることだけは間違いありません。Kさんは「熟成しても②のようにはならない。異なる道を歩くでしょう」とのことばでした。小生はあまりにも勉強不足。最低でも10年、いや15年は待ちたいと思いましたが、その時の姿を思い浮かべることができませんでした。難しい…。

④ ポマール 1961 ロベール・アンポー

Dscf2244Dscf2229もう50年も前のワインです。作り手は、赤よりも白が得意ということもあり、期待はしていなかったのですが、見事に美しく生きていました。複雑さ、奥深さ、という点でもこのアペラシオンからしても”弱い”と言わざるを得ないのですが、美しい色合いといい、「ただただピュアなピノ・ノワール」でした。時間の経過とともに浦島太郎よろしく、一気に年老いて行くかと予想したのですが、15~20分程度では大きく崩れることはありませんでした。ブルゴーニュの赤もボルドーに負けず劣らず、熟成能力が高いことを改めて実感しました。幸せです!

⑤ シャトー・バレスタール・ラ・トネル 1983

Dscf2234まだ若いのは充分承知で当セラーからお出ましいただいたサンテミリオン・グランクリュ・クラッセの一本です。まだ紫に近いパワフルな、それでいて28年の歳月で、調和を少し見せ始めたワインでした。我が家に来て少なくても10年まったく動かさなかったこともあって余計に若かったのだと思います。小生好みに熟成(枯れる?)までは、あと、最低15年はかかるでしょう。このヴィンテージより若く、より秀逸な年の遥か格上のワインが一杯寝ています。小生が生きているうちに飲み頃がくるのかと不安になってしまいました。

⑥ ロースト・ビーフ

Dscf2232すみません。ハイエナに襲われた後に写真を撮ったので、ちょっと美しくありませんね。カメラマンもへたっぴなのでご容赦ください。これはKさんお得意の料理です。見事にさしの入った800gはあろうという塊を焼いていただたものです。調理法はいたってシンプル。肉の塊に塩を擦りこみ、室温に戻しつつ塩を浸透させ、フライパン(オーブンは使わない!)で、極弱火にして何度も何度も位置をずらしながら1時間以上じっくり焼いただけ(こう書くと簡単に思われるかもしれませんが、超高度な技が必要です。)肝心のお肉は、レアに仕上げられ、たっぷりなさしにもかかわらず、まったくしつこくなく、普段牛肉をあまり好まない小生でもペロッといただくことができました。Kさん、ありがとうございました。既にお気づきだと思いますが、「この料理にはブルゴーニュではどうか」と思い、あえてまだ若い⑤のワインをあわせてみたのですが、これが大正解。素敵なマリアージュでした。

⑦ コルトン 1976

メインのつもりで用意したのですが、残念なことに軽い熱劣化がみられました。飲めないほどではなく、それなりに楽しめたのですが、ワインには何の責任もありませんので、写真等詳細は割愛させていただきました。

⑧ 「パティスリー・クロシェット」さんのケーキ

Dscf2237今日も友人Oが持参してくれました。「とにかくゴージャスに!」とお願いしたらしい特注品です。柿や無花果のコンポートなど、フルーツ満載、秋らしいまさにゴージャスなケーキでありました。お味も目に見えるフルーツはもちろん土台までも、とても美味しく、皆であっというまに平らげてしまいました。相当の手間がかけられているはずです。残念ながらまだ一度もお会いできていないシェフ・マダム、本当にありがとうございました。いただいたケーキは全てブログにアップしてありますので、次回、また違ったケーキをお願いします。(笑)相当の食材費と手間がかかっているはずですから、遠慮なく(上乗せして)Oに請求してください。あいつのことなら心配御無用。まかせてください。

実は、当然のことながらケーキと一緒にドイツワインもいただいた(2本)のですが、思い入れが強いので、改めて「カテゴリー:ドイツワイン」に書かせていただきます。

さあ、皆さんも(飲みすぎに注意しつつ)ワインをいっぱい楽しんでくださいね!

人生は一度きり。ぱあっといきましょう!!!

 ※ パティスリー・クロシェット    http://www.clochette.cc/

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コメント

ご馳走様でした。96年のコルトン・シャルルマーニュ、61年のアンポーのポマール、その他素晴らしい経験をさせていただきました。しかしながら、あまりに美味しくてぐいぐい飲んでしまったために、アウスレーゼさんの真骨頂であるドイツの甘いのにたどり着いた時には撃沈してしまい、たたき起こされた時にはケーキも次のドイツもありませんでした(涙)また懲りずにお誘いください。

投稿: K | 2011年11月 5日 (土) 02時12分

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