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慰労ワイン会 平成23年5月28日(土)

 さて、土曜日に、長兄、友人Y、Oが、小生の福島県支援活動の労をねぎらってくれるということで、実家でワイン会を開いてくれました。といっても、ワインは任せておけないのでほとんど小生が用意しました。(う~ん、なんか違うような…。)

① シャンパーニュ エルヴェ・マルロー キュベ・レゼルブ ブリュト NV

Sany0465  楽天で大変お安く売られていたので、購入したシャンパーニュです。3品種がほぼ1/3づつというセパージュですが、軽めで、口開けにはちょうど良い一本でした。

② おつまみ

Sany0464 友人Yの奥様Hさんが持ってきてくれたお好み焼きです。こういったおつまみにビール感覚でお気楽なシャンパーニュを併せるのもまた楽しいものです。

③ ブルゴーニュ・ブラン2004 ポール・ペルノー

Sany0470  バタールやビアンヴィニュで非常に評価の高いペルノーですが、過去グランクリュを飲んだ時は固かったせいかあまり良い記憶が残っていませんでした。今回、7年熟成のブルゴーニュ・ブランが売られていたので再チャレンジしたものです。色はまだ麦わら色。香りは温度が低すぎたせいかあまりたってきません。味わいは、まさにピュリニー・モンラッシェを感じさせ、後味にかすかに苦みが残る(決してネガティヴなニュアンスではありません。)優れたワインでした。時間とともに香りもどんどん開いてきて美味しさを増して来ましたので、あと5年位は待ってあげた方がよかったのだろうと思います。

④ スペインワイン 2008

Sany0471  すみません、長兄が用意してくれたワインで詳細不明です。色は底が見えないくらいに濃い紫、洗練されているとは言い難かったのですが、食事に合わせるのには十分に美味しい一本でした。

⑤ エシレのバター

Sany0468  これが有名な「エシレ」のバターです。フランスでは、ワインがAOC法(原産地呼称統制法)により(品種・製法等を順守すれば)①や②のように「シャンパーニュ」や「ブルゴーニュ」と名乗ることができる=その地域・畑の個性が尊重され、保証される=ように、他の農産物でも同じように法によって保護されています。このバターもその一つ(AOP)で、「エシレ」はフランス中西部、大西洋に面した小さな村で作られる醗酵バターです。小生も名前は聞いたことはあったのですが、多分食するのは今日が初めてかもしれません。バケットに塗っていただくとそれはそれは濃厚な風味と味わいで、スーパーに売られている普通のバターはもう食べられなくなってしまうほどです。しかし、なんだか食べた記憶があるような。記憶の糸をゆっくりと手繰り寄せていくと25年以上も前、よく通っていたフレンチでパンとともに出されていたバターに酷似しています。何もしらない頃だったので、そうだったのか単に思い違いなのか…。でも、非常によい体験となりました。お気づきかもしれませんが、このバターは物好きな友人Oが持参したものです。ちなみに写真の木の容器に入っており、250g、1,900円だったそうです。

⑥ ポマール1988(ホスピス・ド・ボーヌ キュベBillardet)

Sany0472  ホスピス・ド・ボーヌは、1443年に創設された、貧しい人々や巡礼の途中で病に倒れた人々の治療を行った施術院で、貴族等から寄進された畑から作られるワインの販売益がその運用費に充てられているそうで、このワインはBillardetさんが寄進した畑の葡萄から作られたというものだと思います。

 既にすでに23年が経過しており色もかなり枯れてきていたので期待していたのですが、その味わいは、まだまだ若々しく非常に力強いポマールらしい一本でした。ポテンシャルに限界は見えたものの10年以上は楽に熟成を続けてより素晴らしいワインになったことでしょう。ちょっとかわいそうなことをしました。

⑦ ニアシュタイナー・オルベル 1976 アウスレーゼ (オルベルホフ家)

Sany0477 Sany0482_1 Sany0479_2  当然のことながら、最後はドイツワインです。ラインヘッセン地方のワインですが、ラベルをよく見ていただくとわかるとおり、リースリングとシルヴァーナーの混醸です。今、こうした表記は認められていないのかもしれませんが(勉強不足で申し訳ありません)、60年、70年代くらいのワインには普通に存在しておりました。1976年は戦後でも屈指のヴィンテージといわれていましたが、年月が過ぎてくると「酸」不足から、その評価をさげていった年です。

 ということで、このワインは今飲める状態にあるか、不安だったのですが、この色を見てください。金色に光り輝いています!確かに酸は足りないものの豊かな糖分が素晴らしかった天候を容易に想像させてくれます。とても幸せな一本でした。ちなみに記録を見ると2003.10.25購入とありますので、7年半以上も我が家で、すやすやとお休みになられていたことになります。きちんと保管してあげれば、ワインはその対価をおしげもなくさらしてくれます。

⑧ 本日のケーキ (パティスリー・クロシェット…4月のブログをご覧ください。)

Sany0474  今回も友人Oが特注してくれたケーキです。周りの緑はピスタチオ、オレンジはアプリコットか何かでしょうか、今回も見目麗しく、もちろん味も素晴らしいものでした。唯一残念なことは、予告ではチェコレートケーキのはずだったことです。本人は「貴腐にあうチョコレートケーキをと注文したのにマダムが間違えた!」と言い張っていますが、口下手なOのことをよく知る小生は、五分五分とみています。(笑)

 実はこれも小生にとっては想定の範囲内で、「すべて、まるっと、お見通しだ!!(大好きな仲間由紀恵さん風にね)」といった感じで、こうなる可能性を見越して⑦のワインを用意しておいた次第です。チョコレートケーキ用にはバルサックのシャトー・クリマン1980も準備しておりました。マダム、シェフ、次回は飾りは派手でなくてよいので、ワインにあいそうな濃厚なザッハトルテみたいな感じがいいな♪よろしくお願いしま~す。

 今回は、本当はもうちょっと良いワインを開けたかったのですが、福島行の前2週間は前倒しできる仕事をバリバリこなし、先週は福島中に溜まった仕事をバリバリとこなし、福島の旅程を含めれば19日休みなし状態だったので、精神的にも体力的にも疲れが抜けきれず、断念をしました。

 よいワインを飲むためには、事前の澱落し、温度、抜栓のタイミング、デキャンティングの有無、グラス等かなり気を使うし、自分のテンションをそこまで上げなければ楽しめないし、とにかくエネルギーが必要なのです。

 年を取ったと実感しない訳にはいきませんでした。

 でもワインは、我が家で健やかにお休みになって待っていてくれますし、健康でさえいれば、いつでも楽しめるから大丈夫!

 さあ、今週も一週間仕事頑張って、週末美味しいものを食べますよ!!!

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