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2011年1月

家飲み 平成23年1月15日(土)

 なんだか1月って早いですね。ついこの前がお正月だと思ったら、もう折り返し地点です。年末年始、外で美味しいものをいただく機会が多かったので、今日は久しぶりの家飲みとなりました。

① ハウメセラ・カヴァ・ブリュット・ロゼ(Cava Jaume Serra Brut Rosado)

067  過去にも登場したかもしれませんが、小生が知りうる限りでは最もコスト・パフォーマンスに優れた一本です。シャンパーニュのような細かい泡ではないし、泡の出も持続しません。また、特にこくや凝縮感があると言う訳でもありません。しかし、他のカヴァも相当飲んでいますが、バランスよく、本当にこのお値段でいいの、というワインなので大のお気に入りです。

068 色はこんな感じで、普通のロゼよりは濃い色合い、味も赤のニュアンスが強めです。

 実は、本日(15日)は、小生が憧れている大好きなAさん(もちろん美しい女性です)のお誕生日なので勝手にお祝いしようとこのロゼ選びました。Aさん、お誕生日おめでとうございます!!

② なまり節のサラダ

061_2  「遊喜智」の看板娘からなまり節をいただいてから、マイ・ブームでなんとか料理ができなかと思案したのですが、まったくアイデアが出てきません。加齢により頭が固くなっています。とりあえずと、大根、水菜、キュウリ、トマトをお皿に盛り、スライスしたなまり節を乗せただけのサラダとなりました。添えたドレッシングはなまり節との相性を考え、赤ワインヴィネガーにオリーヴオイル、塩の代わりにお醤油を用いたものです。なまり節の食感との相性を考え、野菜の切り方(厚さ、長さ等)に気を付けました。パサつき気味のなまり節にオイルがよく絡み、簡単ですがまずまずの料理となりました。

③ 大根と厚揚げの炊いたん

070 もう何年前になるでしょうか、ニュースで京都のとあるお寺の行事が放映されていました。何かの記念の日のようですが、檀家さんが大きな鍋で大根と厚揚げを大きな鍋で炊き込み、訪れたお客様にふるまうというものです。その時の大鍋の中でぐつぐついっている大根と厚揚げの美味しそうなこと!それ以来、冬になると時々無性に食べたくなる一品です。食材2種では縁起が悪い(和食では奇数が基本です)ので、あれもこれもと鍋に入れたら5種類となっていました。大根は下茹でをします。出汁、醤油、日本酒、味醂、砂糖で味を調えた鍋に大根、厚揚げ、茹で卵を入れてしばらく煮ます。ここまでは前の晩の作業。なまり節は煮崩れる心配があったので、弱火で20分ほど煮ます。茹でたほうれん草は温める程度です。それにしても見てください。盛り付けのセンスのないこと…。すみません。勉強がたりません。でも、味はばっちりでした。

④ サンドウィッチ

065  いつもはパン屋さんのお世話になるのですが、たまには、と作ったものです。一つは茹で卵、一つはハムとキュウリといういたってシンプルなものです。一応小生なりの工夫はしてあります。前者のパンには、バター+マスタードを塗ったのですが、後者にはさらにマヨネーズを混ぜたものを塗りました。作った後は、濡れ布巾で覆い、しっとりとさせています。これもまずまずの出来でした。

⑤ モンテプルチアーノ・ダブルッツオ2009(Montepulciano D'aburuzzo2009)

073  そうです。今年は卯年、ということでかわいいうさぎさんがプリントされたこのワインを選びました。2009年ということでしたが、十分飲める状態です。濃い色合い、凝縮された味わいといい、このDOCとしてはかなり良い出来だと思います。

⑥ なんちゃてパスタ?料理

071  この前、100円ショップでこの真っ白な「フジッリ」を発見、面白いので買ってみました。裏面をよくみると「原産国:ベトナム、原材料:米」とあります。これってパスタっていうより「フォー」の親戚?ということで、スープパスタにすることとなりました。

076  ベーコン、玉ねぎ、ジャガイモ、ニンジン、セロリ、ネギをオリーブオイルで軽く炒め、お湯を足してゆっくりとスープを煮ました。(スープだけなら+塩で足りたのですが、今一つパンチが足りないので、コンソメを少し加えました。)これに固めに茹でたフジッリを加えたものです。もっと柔らかい食感かと思いきやなかなか腰もしっかりしており、普通のパスタ料理にも十分使えそうでした。

⑦ 肉団子

079  なんとなく中華っぽくみえますね。豚挽肉に、みじん切りの玉ねぎ、ネギ、生姜、それと水切りした木綿豆腐を肉の20%程度加えてあります。肉だけでは固くなりすぎると考え食感を柔らかくしようと思ったからです。結論からすれば正解でもあり、不正解でもあると感じでした。子供さんやお年寄りが食べるには良いと思うのですが、肉はやっぱりしっかりと噛みしめてこそ美味しさが感じられるものと改めて思い、また料理の難しさを実感しました。

⑧ 梅酒

081  ワイン2本では到底物足りないため、食後種として数年前自分で仕込んだ梅酒をロックでいただきました。甘さを自分で調節してますので美味いです。

 おまけですが、グラスを見てください。これはお気に入りの骨董品で、底にポンテの跡があるし、味が出始めているので、それなりに古いものだと思います。店先で見つけた時は、絶対梅酒にあうと直感し、即購入したものです。

⑨ デザート:生大福

080  小生には、4人の甥がいますが、以外に「なんちゃって甥・姪」みたいなのが3人います。吉田町に住んでいる3人兄弟ですが、末っ子のMがある日お土産に持ってきてくれたのが、この生大福です。(「港月堂」吉田町川尻1568-1電話0548-32-1870)初めて食べた時には本当に感激しました。いつもは手のかかるMですが、この時はかわいく見えました。(子供の頃は本当にかわいかったんですねどね…。もうちょっとやせなさい!)少しお高いのですがこれが本当に美味しいのです。今、冷凍庫から出したばかりで、カチンコチンに固まっています。これを室内に10~20分ほどおいて少し(ほんとうに少しです)柔らかくなったところをいただきます。

082  切るとこんな感じです。是非、皆さんも一度召し上がって見てください。ただし、決して完全に解凍してしまって食べないようにしてくださいね。美味しさは10分の1になってしまいます。

 今日もたくさん食べてしまいました。相変わらず、めちゃめちゃなお料理の構成ですが、いつも書いていますように、ワインに合わない料理はほとんどないと考えてください。ワインは、泡、白、赤、それに辛口、甘口と多種多様です。料理に合わせて選んでいただければ食卓に幸せをもたらせてくれます。

 今年は、もうちょっと料理に気合を入れていきたいと思っています。皆さん、今年もよろしくお願いします。お粗末でした。

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「遊喜智(ゆきち)」 平成23年1月8日(土)

 皆様、明けましておめでとうございます。と、いいましてもはや11日。ご挨拶が遅くなりまして誠に申し訳ありません。「松の内」も江戸時代までは15日までだったそうですので、ご勘弁くださいませ。

 さて、先週土曜日正月気分抜けきらず、めでたいので「遊喜智」にお邪魔してきました。(だんだんと理由がこじつけになってきていますね…。)当日は、珍しく一人ではなく、長兄、次兄の子供(甥)二名の併せて四名でした。甥達も成人して何年も経っているのですが、美味しいものを食べに連れていったことがなかったので、遊喜智デビューさせました。いつもお料理は適当に頼んで置くのですが、今日は予算を告げてコースで頼んでみました。お題は「新年らしくね!」です。

① 先付

Sany0077  今日は、鱈の白子、アン肝、鰤大根です。どれも、個性が強めな料理ですが、味付けも食感も異なり、それぞれの個性を邪魔することなく組み合わされています。計算されているんですよ。う~ん、出だしは快調です!

② 出汁巻卵

Sany0078  ちょっと変化球で、出汁巻卵が出てきました。これも遊喜智の定番です。よく出汁が効いていて美味しいです!

③ お造り盛り合わせ

Sany0079_2  よく見えますか。画像をクリックしていただければより大きくご覧いただけます。ね、お祭り状態です。たぶん、甥共は「名古屋コーチン」の刺身は食べたことがないだろうと、魚との合い盛りにしていただきました。魚は、上の方から、サヨリ、ホウボウ、中トロ、赤身、鰤で、コーチンは左から、砂肝、ささみ、胸肉、レバーです。内臓系は胡麻油でいただきました。今日も大将の気合、ビリビリと感じてきます。このあたりで、甥K1(名前のイニシャルがともにKです。)は、臨席をみながら「兄ちゃん(小生のこと)、隣と全然違うよ!!」と気づき始めました。この甥K1はなかなか賢く、金沢にいたこともあり、「赤身より白身が好き」といってました。よしよし!

④ 蛤の焼き物とお浸し

Sany0081  蛤もおめでたい貝であります。ちょっと見づらくて申し訳ありませんが、中央にお浸し、蛤と蛤の間に、なまり節の料理と黒豆も盛り込まれています。本当にめでたい料理で見ているだけでうれしくなってしまいますが、お味ももちろん抜群。蛤は噛むほどに旨味あふれ、なまり節も味わい深く、黒豆もふっくらとしあがり、まったくもって抜かりはありません。甥K1もK2も、予想にしなかったのですが、「お浸しがめちゃくちゃ美味しい」と言ってくれたのには正直うれしかったです。

⑤ 毛ガニ

Sany0082  じゃ~ん!出ました「毛ガニ」です。小生のような庶民の口にこのカニが口に入るのは正月くらいですね。実はこのカニ、直前まで生きており、それを蒸し上げてくれてくれたものです。美味しくない訳などありえませんね。大きさは「大~特大」といったところでしょうか。見事です。少し見えると思いますが足の一本、一本にちゃんと包丁を入れてくれてあります。小生、蟹は食べるのが面倒なので選んで食べる方ではないのですが、これは本当に身がぎっしり詰まっており本当に美味しいこと!さらに、蟹みそははるかその上をいっていました。実は小林大将には「身内が来るので、申し訳ないが気合いれてくれ~」とお願いしてありましたが、いや、本当に気合入りまくり(過去最高です)で、食材費が既に原価割れしているのではないかと心配になってきました。

⑥ お雑煮

Sany0084_2  ちょっとわかりづらいのですが、棒状に切ったお餅を大根と人参を桂剥きにしたものを巻いてあります。雑煮+紅白=超めでたいお正月という料理ですが、正直、いままで遊喜智でいただいた料理の中でベストかもしれません。季節感、お味、調理の心配り、見た目、総合一位ではないでしょうか。今日の料理の中では地味といえるのですがが、いやはや、本当に脱帽です。ちなみに「お餅」は伸びるのがよいと思っていられる方が多いかと思いますが、小生は「適度の弾力と歯切れの良さ」にこそ美味しさがあると常々思っておるのですが、その意味でも抜群の出来でした。(煮過ぎれば柔らかくなりすぎ溶けてきてしまいます。)さすが大将、ぱちぱちです。

⑦ 天麩羅

Sany0086_2  今日の天麩羅は、桜えびのかき揚げに、ふきのとうの天麩羅を乗せたものです。これも「新春」ですね~。

⑧ ご飯もの

Sany0088  今日のご飯ものは、焼きおにぎりに赤出汁をかけ、コーチンささみをのせた一品です。これも締めにふさわしいです。この辺りの方は、赤出汁にあまりなじみがないかもしれませんが本当にいけますよ。

⑨ デザート

Sany0089  すみません、だいぶまわっています。何のシャーベットか失念してしまいました。でも、さっぱりととても美味しくいただきました。

 これが本日のコースすべてですが、お料理はお願いした予算をはるかに上回るものでした。身内を呼んだので、小生に恥をかかせまいと大将が相当気を使ってくれたんですね。泣けてきます。料理の味はもちろん、構成、季節感、本当に過去の遊喜智体験でも長く記憶に残る晩餐となりました。兄はもちろん、甥達も本当に喜んでくれました。心許せる身内と気持ちを共有できたのも超満足の一因だったと思います。

 一つだけ失敗したと思ったのは、甥達を連れて飲みに繰り出したのは初めてだったのですが、大将にここまで頑張っていただくと、次に連れて行く店がない!ということです。まあ、本当に美味しいものが何か、お金を大切に上手に使うことを覚えてくれたらいいなあって感じています。

 ちなみに、お支払ですが、気分よくなった長兄(兄貴と呼んでますが)から、財布をとりあげて済ませました。こんな弟をもった長兄に生まれたことを恨んでください。「オッス、ゴチになります!!」(遊喜智後、2軒目、3軒目とくりだしたわけですが、さすがに小生が担当させていただきました。わずかですけど。次は頑張るからかんべんしてくださいね。)

 それにしても、小林大将をはじめ、看板娘二人、スタッフ(若い衆)本当に暖かい心遣いありがとうございました。

 今年はとてもよい一年になりそうです。月一は必ずお邪魔しますので、よろしくお願いしますね。

「遊喜智(ゆきち)」 藤枝市駅前1-7-21 ダイユービル1階 電話054-646-9494 基本日曜定休ですが、週末は込み合いますので予約をお勧めします。

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