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2010年12月

「遊喜智(ゆきち)」 平成22年12月25日(土)

 クリスマスですね。今年はちょうど土曜日。こんな素敵な夜は「遊喜智」で過ごそうと、何カ月も前から決めていました。小林大将には「今年最後だから気合入れてくれ~」と予約を入れておきました。

① 海ツボ

 054_2  メニューみて、食べたいなーと思っていたら、す~と出てきました。この頃、すっかり心を読まれているようです。貝は本当においしいですね。よい滑り出しです。

② ウニの金波吸(きんぱすい)

055  茶碗蒸しをもう少し出汁の量を多くした感じの料理をこう呼ぶそうです。メニューのお造りの欄に「うに」があったので、これも…と思っていたら、やっぱりでました。(笑)大将見事です。まず、運ばれてくるとお出しのとてもよい香りがします。一さじ、口に入れると生海苔の風味が口いっぱいに広がります。そして、ウニの甘さ…。見目麗しく、「あ~、和食食ってるな~」としみじみうれしくなりました。拍手です。

③ お造り

057  今日も美しくてうれしいですね~。上から赤貝、壹岐で揚がったという鰹、しめ鯖、甘エビです。「どうも思ったものが仕入れられなくて…」と大将は恐縮していましたが、海の恵みですから、入荷状況は天候に左右されるのは当たり前。十分です。特に小生は赤貝がお気に入りです。ミル貝と並んで一番好きな貝っていえるかな。

④ 天麩羅

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061_2 063_2 066_2 067  いつもは、一皿に盛り合わせてくれるのですが、今日は何と一品づつ揚げたてを供してくれました。舞茸、サツマイモ、ふきのとう(!)、蓮根、それに巻き海老です。野菜はどれも本当によく揚がっています。巻き海老は生きているのをその場で殻を剥いて揚げてくれました。美味しくない訳がありません。いつも書いていますが、本当に適度に冷やしたシャルドネとよく合います。 (個人的には日本酒よりも絶対的に好相性だと思っています。)それにしても大将、ありがとうございます。これだけで天麩羅屋さんのミニコースですからね!

⑤ コーチンのソテー

069  ねっ!見るからに美味しそうでしょ。弾力があり、味に深みもあり、大満足の一品でした。

⑥ トマトスライス

071  箸休めです。これも美しいですね。和食はこうでなくっちゃ。

⑦ 牛タンの八丁味噌煮

072  当ブログには初登場ですが、遊喜智の看板メニューの一つです。一度、自分でも料理チャレンジしようとその作り方を大将に聞いたのですが、なんだか煮たり蒸したりとものすごく手間がかかっています。こうした料理を素人が作ると「肉の旨味」が抜けてしまったりと美味くいかないものです。この料理は「完成」されています。遊喜智を訪れる方には是非とも食べていただきたい一品です。

 本日も大満足の一日でしたが…。

 実は今年最後ということもあり、調子に乗ってワイン白赤2本もいただき、撃沈してしまいました。大将をはじめ、スタッフの皆さんにまた迷惑をおかけしてしまいました。本当に申し訳ありません。おまけに看板娘からはお宅で作られている「なまり節」までいただいてしまいました。

 どうやって家にたどり着いたのか記憶がありませんが、夜中の3時にぱっと目が覚め、状況を理解した時には、青くなりましたが、セーターはちゃんと畳んであるし、パンツはハンガーにかけてあるし、いただいたなまり節もきちんと冷蔵庫に入っているし、ちゃんとパジャマに着替えて寝ていました。

 若い頃はこういったこともしょっちゅうだったのですが、今でも年一、二回こうしたことがあります。まったく、酒飲みとしてお恥ずかしい限りです。

 いつも紹介している「家飲み」では、2本半から3本近く飲んでいるのですが、「料理を作る」、「片づけ(グラス洗浄・磨き)」もするせいでしょうか、気が張っていて記憶をなくすことなどないのですが、それだけ、遊喜智の居心地がよく、リラックスできて、心から楽しめるお店で気も緩んでしまうのでしょう。

 これも、大将や看板娘ほかスタッフ一同の皆さんのおかげだと感謝しております。

 酒癖のわるいオヤジですが、どうか見捨てないでくださいね。

 今年も本当にお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。

「遊喜智(ゆきち)」 藤枝市駅前1-7-21 ダイユービル1階 電話054-646-9494

基本日曜定休ですが、正月2日から営業するそうです。

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「もんりーぶる(フレンチ)」 平成22年12月24日(金)

 さあ、今日はクリスマス・イヴです。といっても何も予定はなし。でも、せっかく金曜にだし、ということで、暇な3人を集め、忘年会を兼ねてフレンチ・レストラン「もんりーぶる」さんにお邪魔しました。

 このお店の山本シェフは実は高校の同級生で、何回か食事をいただいているのですが、当時の彼を知る者とては、信じられない繊細な料理を作っており、ここしばらく、行ってなかったので、お世話になることにしました。

① シャンパーニュ・ブリュット NV

046_2  事前に打ち合わせをしたのですが、「せっかくのイブなのでシャンパーニュを」とシェフにいうと、「藤枝でレストランでシャンパーニュ飲む奴などいない!」とのことで、持ち込ませていただきました。さっぱりと口当たり、少し多めのドサージュ、口開けにはふさわしい一本となりました。

② フォアグラのソテー・大根添え

040  いきなりオードブルからフォアグラです。久しぶりだな~。ソテーしたフォアグラをよくコンソメで炊いた大根とソースを合わせていますが、その出汁の香りのよいこと!フォアグラの火のとおし加減も申し分なく、さっぱりとおいしくいただかせていただきました。

③ アサリのポタージュ

041 これも見た目よりあっさりと、あさりの旨味を凝縮させた一杯でした。

④ シャサーニュ・モンラッシェ・レ・カイユレ2001(ジャン・マルク・コラン)

044  これも、魚に合わせようと持ち込ませていただいた一本です。やっぱり少し若いのですが、この村独特の、スモーキーな感じも出ており、まずまずのワインでした。

⑤ 魚介のソテー

048  海老、ホタテ、白身魚のソテーにクリーム系のソースを合わせたもので、下にはリゾットを敷いてあります。この料理も抜群に香りよく、魚介の火の通し加減、ソースの適度な重さといい、とても満足度の高い料理でした。

⑥ ボルドー1998(アペラシオン・マルゴー)

050 小生の知らないシャトーでしたが、お店のセラーに寝ていたのを起こしました。まだまだ若く、徐々に開いていきました。それなりにおいしいのですが、このアペラシオンの特徴はというと、ちょっと弱かったと言わざるを得ないといった感じですが、お値段からすれば上等です。

⑦ サーロインステーキ

 さあ、メインなのですが、食い意地のはった小生は、写真を撮り忘れてしまいました。申し訳ありません。お肉はとても柔らかく、火の通し加減もばっちりです。それに多彩な付け合せの野菜のおいしいこと!特に千切りにした人参は感激しました。

⑧ デザート

053  ね、みているだけで楽しくなってくるでしょ。アイスクリーム、ソルベ、ロールケーキ、チョコレートケーキ、カボチャのプリンと盛りだくさんです。最後まで気を抜かないコースを堪能させていただきました。

⑨ ブライネンベルガー・ユッファー・ゾンネンウーア 2004 Sptiese(フリッツ・ハーグ)

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 これもデザート用に持ち込ませていただいたワインです。もはや、モーゼルを代表する一人として押しも押されぬフリッツ・ハークの1本です。コルクがボロボロで抜栓に苦労しましたが、中身にまったく影響なし。6年が経過していますが、グラスに注ぐと炭酸が見て取れます。(口に含み感じるほどではない)まだまだ若いため厚みもまったくでていませんが、モーゼルの酸味の美味さを感じさせる1本でした。

 料理もワインも、マリアージュも素晴らしく、あっというまに3時間半が過ぎてしまいました。

 お気づきだと思いますが、ここの料理は、いわゆる今、フレンチの主流を占めているあっさりとしたヌーベル・キュイジーヌ系ではなく、どちらかといえば古典的なフレンチに属すると思います。(決して重いことはありません)

 しかしながら、今の静岡市内のフレンチ数店を食べ歩いた感想では、どこも同じような傾向で、小生には物足りません。繊細かつ華麗な料理ももちろん大好きなのですが、たまにはクラシックな王道のフレンチが楽しみたいのです。

 山本シェフ、今日は無理をいってごめんなさい。本当にご馳走様でした。ありがとうございました。

 小生のような方は、ぜひ、足を運んでみてください。ランチも営業中です。

「もんりーぶる」 藤枝市田沼三丁目12-22 電話054-637-0828 原則日曜定休日

※ 田沼街道沿い、マックス・ヴァリューを100mほど南に行ったところに南消防署がありますが、その向かいですので、すぐにわかると思います。

詳しくはこちらをご覧ください。

 Http://mont-livere.com/

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家飲み 平成22年12月4日(土)

 あっというまに12月ですね。ところで小生のパソコンが6日(月)、突然お亡くなりになってしましました。ハード・ディスクがいかれてしまったとのことでしたが、nojima(電気屋さん)の懸命な努力により、とりあえず、マイドキュメント内の写真などのデータは復活することができました。本当にありがとうございました。新しいパソコンが我が家にやってきたのですが、もう、超アナログ人間である小生は、まったく訳が分からず苦戦しております。とりあえず、なんとか写真の取り込みやブログの更新ができるようになりましたので、4日(土)の様子をおしらせします。

① とりあえずのビール

017  左は、もう定番となりました大根の皮を使ったきんぴらです。右は実家の近所の方が漬けたという小さな大根の酢漬けです。同じ大根とはいえ、歯ごたえも味も異なり、よいスターターとなりました。

② ブルゴーニュ・ブラン(Bourgone・Blanc)

019 ラベルには「Burgundy」と書かれているので、米国など英語圏向け輸出専用のワインだと思われます。ヴィンテージ表記もなく、心配していましたが、そこそこ楽しませてくれました。

③ 春菊のおひたし

021  出汁をひいて、日本酒、醤油で味を調えた中に、さっと湯がいた春菊とエノキを漬け込んだ一品です。出汁の味付けは、春菊などの水分を考慮して少し強めにしたのつもりだったのですが、ほんの少し塩分が足りませんでした。それでも十分よくできた方だと思います。(一昨日、水菜で再チャレンジしましたが、今度はばっちりでした。)

④ 本日のパン

013  本日も、BiVi内にある「北欧倶楽部」さんのパンです。やっぱり一個98円で、この味、このヴォリュームは、見事です。

⑤ オニオン・グラタン・スープ

023  友人から、たくさんの玉ねぎをいただきました。炒め物、オニオンスライスなどで楽しませていただきましたが、本日は十分時間もあったので、この料理を作ってみました。スライスした玉ねぎをひたすら(30分程度)中火で焦がさないように飴色になるまで炒め、コンソメを入れて塩・胡椒で味を調えます。上にはスライスしたバケットに、パルメザンをふりかけ、トーストしスープに浮かべます。このスープの甘みの強いこと!この一皿に約1.5~2個分の玉ねぎが含まれています。ローコストでも手間をかければ、すばらしいごちそうになる見本です。

⑥ 鮭のフライ、タルタルソース添え

025  これも秋から冬になったら、ぜひ作ってみたかった一皿です。お分かりと思いますが、まあ、ワインとの相性の良いこと!

⑦ ブルゴーニュ・ルージュ

029  これは、先ほどの白と同じメーカーの赤です。お安いのですが、しっかりピノ・ノアールの味わいは感じさせてくれました。

⑧ ブルスケッタ

027  ここらで、ちょっと一休み。左はトーストしたバケットにマスカルポーネを塗っただけです。右はトーストしたバケットにニンニクをこすり付け、その上にオリーブオイル・塩で調味したトマトを乗せただけです。でも、これが簡単で超おいしくワインにピッタリなんですね!

⑨ 鶏肝のパスタ

030  鶏の肝(ハツ、肝臓)をニンニクとともに炒め、トマト水煮を投入しただけのパスタです。袋に示された時間をいつもよりだいぶ短くし、そのかわりフライパンでの時間を長めにして仕上げました。もちろんアルデンテでばっちりです。なんだか、いつも今一のパスタ料理のこつがちょこっとだけわかったような気がします。

⑩ 鶏ひき肉の油揚げ包み揚げ

033  鶏ひき肉にみじん切りにしたネギ、生姜を加え塩で下味をつけたものを油揚げに詰め込み、楊枝で口を止め、低い温度で中までしっかりと火を通します。今度は、網を用意し、これを少し焦げ目がつくくらいに焼き、最後に醤油をさっと塗って完成です。油揚げを焼いて生姜醤油につけた簡単な料理がありますが、その応用編といった感じです。もちろん、まずいはずがありません。是非、試してみてください。唯一、気を付ける点は、一杯肉を詰めすぎて厚くしすぎると火の通りが悪いということです。薄めにしてチャレンジしてみてください。

⑪ デザート

034  柿、ラ・フランス、キウイです。特にラ・フランスの熟度には気を使いましたが、この果物は本当に高貴な香りがしておいしいですね。もう15年近く前に市場にでまわるようになりましたが、今は約半分以下のお値段で買えます。室温で少し柔らかくなるまで熟成させ、冷蔵庫で保管させます。日本の梨のようなシャリシャリした食感ではなく、ねっとりしてますが、本当に美味しいですよ。(既に2本以上飲んでいるので、また、盛り付けが雑になってますね。ご勘弁を…)

⑫ デザート・ワイン(Steinberger Kabinett 1994)

 036  まだ飲むか!とお叱りを受けるのは承知ですが、どうしても甘いワインが飲みたいんです。冷蔵庫の片づけしていたらでてきましたんで。以前書きましたとおり、往時の名声などまったく感じさせない、締りのないワインでした。頑張れ!

⑬ クイニー・アマン

038  あっ、これが最後ですよ本当に。もう10年以上も前でしょうか、ブームがあったのは。今も小生は大好きですよ、この超ハイカロリーなお菓子を。愛してます(笑)

 本日も食べたいものを思いつくままに作ってしまいました。こういうとなんとなく聞こえはよいのですが、和食なら全部和食、イタリアンなら全部イタリアンと構成できるほど料理の腕がないだけです。でも、基本は「家飲み」ですので、家で作れるお惣菜にワインを添えるだけ。これで十分幸せです。

 詳しい調理方法等お知りになりたい方がありましたら、遠慮なく書き込んでくださいね。

 皆さんのワインライフが幸せでありますように!!お粗末でした。

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