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お祝いワイン会 平成22年11月20日(土)

 もう11月も終盤ですね。藤枝駅前の不二家のペコちゃんは、サンタさんの衣装を着てました。また、駅前にはイルミネーションが暗い夜を美しく彩ってくれています。師走まであとわずかですね。

 さて、先週土曜日、実家でいつもの親しい友人でワイン会を開催しました。友人Yの長女であるTちゃんが先月末めでたく結婚したため、そのお祝い・そして長女を嫁ぎだした友人の労をねぎらうためです。いつも車でYと美味しい料理を送り届けて、夜遅く迎えに来てくれるYの奥様のHさんも参加してくれるというので、料理・ワインとも小生が気合をいれて担当しました。合計8品の料理のうち半分は飲みながらつくり、ワインのサービスまで担当するという忙しい状態でしたので、十分写真が撮れませんでしたが、少しだけお知らせします。

① シャンパーニュ1985(R.Renadin Brut Reserve Special C.D.-R)

Photo  このワインは、今回にあわせて特別に購入したものです。そうです、結婚したTちゃんの生まれ年のシャンパーニュです。Tちゃんは9月初旬の生まれですから、このシャンパーニュの葡萄が収穫される少し前に生まれたことになります。そうですね、葡萄畑は黄金色だったと思います。こうして25年前に思いを飛ばして飲むと感慨深いですね。ワインだからこそできる楽しみです。肝心のお味ですが、結構凝縮感があり、だいぶ熟成が進んでいましたが、十分楽しむことができました。

② 里芋の煮物

Photo_2  里芋を六方に剥いて下茹でし、昆布と鰹で引いた出汁に日本酒と塩のみで味付けした煮汁で少し炊いて味をしみこませ、盛り付けた後に摩り下ろしたゆずを上から降りかけた一品です。なかなか良い出汁が引けたので結構美味しい一皿になりました。

② エスト.エスト.エスト(Est!! Est!! Est!!)

Photo_3  Tちゃんは、新婚旅行にイタリアにいったそうで、これはそのお土産です。シャンパーニュの後ではかわいそうでしたが、せっかくなので、ありがたく頂戴しました。たまたま用意した料理が、イカと蛸と野菜のサラダだったので、とてもよく合い、楽しい一本となりました。

④ モンラッシェ1988(Monrachet1988 マルキ・ド・ラギッシュ)

Photo_5  このワインは長らく我が家のセラーに寝ていたワインです。記録によると1991年12月19日に購入したことになっています。20年近く前になるのですが、今買うのと同じくらいのお値段でした。恐ろしい買い物しましたね。(笑)根っからビンボーの小生としては、なかなか空ける勇気も無かったのですが、今回、おめでたい席なのでお出ましいただきました。

Photo_6  色はこんな感じで、思ったより濃くはありません。もう落ちかけているかと心配しましたが、まだ数年は十分持ちそうです。ナッティなニュアンス、とても美味しくいただけましたが、畑からすればもう少しスケールが大きくてもよかったかもしれません。ただ、これがドルーアンの造りなのでしょう。それにモンラッシェは力強さよりも優美さで王座の位置に君臨している畑だと思います。もっと濃いワインをお求めの方は、バタールをお勧めします。

⑤ 鯛と海老のソテー

Photo_4  モンラッシェにあわせた料理がこの一品です。正直言えば、モンラシェクラスのワインには料理は不要で、せめてシンプルなパンがあれば十分なのですが、それでは絵にならないので、供したものです。めでたい=鯛、鯛=海老というこれまた単純な発想での食材選択です。ソースは白ワインを煮詰めたものにバターを落としたものですが、今回は気合を入れて、鯛を一匹買いしたので、そのアラでフュメ・ド・ポアソン(魚の出し)を取り、ソースに少し加えてあります。ワインを奮発し過ぎ、おまけに煮詰め過ぎてしまったせいで、少し酸味が勝ちすぎてしまいましたが、十分美味しくいただけました。

⑥ ボジョレー・ヌーヴォー2010(Beaujolais Nouveau 2010)

  解禁から2日後ということだし、Tちゃんが結婚した年ということで、今年もいただくことなりました。写真は取り忘れてしまったのですが、ペットボトルです。来年以降はどうもペットボトル禁止になりそうですが、値段のほとんどが空輸代とも思えるこのワインは、ほとんどが解禁一週間程度で飲まれてしまうので、これで十分だと小生は思ってしまうのですが…。皆さんどう思います?

⑦ 生ハム

Photo_8

 例のハモン・セラーノの塊はとうとう最後になってしまいました。購入してくれた友人Oも今日は一緒ですが、いたく喜んでくれました。実は付け合せたメロンをいつ買うか(今日の日に熟成の最高潮がくるように)死ぬほど迷ったんですが、超正解でした。うれしかった…。また、何ヶ月もの間、このハムを楽しませてくれたOには改めて御礼を言いたいです。本当にありがとうございました。ついでですが、直ぐに次のを用意しとけよ!!

⑧ ポマール1980(Pommerd 1988)

Photo_9  これはネゴシアンもののようです。状態は悪くはなかったんですが、香りにあまりよくない要素が含まれており、ちょっと残念な一本になってしまいました。

⑨ エシェゾー1980(Echezaux 1980)

Photo_10  これもネゴシアンモノではないかと思います。1980年というヴィンテージはブルゴーニュ赤としては普通あるいはちょっと…というのが世間の評価ですが、小生はこの年が大好きです。直前デキャンティングだったのですが、なかなか開きません。味わいは、やっぱりニュイの中でも中心部に位置する畑だからでしょうか、とてもエレガントでバランス良く、さすがグラン・クリュと感じさせてもらえるものました。ただ、エッジはオニオンスキンにほど遠く、妖艶さも出てきませんでした。このヴィンテージでこの熟成具合ですから、両年のもっと格上の畑だったら、何年まてばいいのでしょうか。少なくても40、いや50年位は必要なのでは…。セラーの90年代のワインが生きているうちに飲み頃がくるのか、心配になってしまいました。

⑩ その他

  料理は、このほかに、ペンネのボロネーゼ、豚の角煮など作りましたが、このあたりでデジカメの調子が悪くなってしまい映像を御見せできないのが残念です。

 また、この後、当然のことながらドイツワインをいただきました。1989と2003のトロッケンベーレンアウスレーゼです。これがまたまた泣かせるワインでした。小生が美味しいと思うワインはあまたあるのですが、「感動させてくれる」ワインは、ほとんどがドイツワインです。ますます蒐集に気合をいれなければと改めて心引き締めました。

 デザートは、絶対、お店で買ったほうが美味しいし、割安なのはわかっているのですが、今回はティラミスを作りました。しかし、泡だて器もない小生にとっては、根性との勝負で、結局不十分な泡立て具合の結果、今ひとつの出来となってしまいました。(味は悪くなかったんですが、ゆるかったんです。)

 それにしても、気の置けない仲間とワイワイと美味しいワインを飲むのは、本当に楽しいものです。それにワインは特に今日のようなおめでたい席に最もふさわしいお酒ですね!人生をバラ色にしてくれます。

 もっともっと楽しい時間が過ごせるように、ワインも料理も、いっそう精進して行きたいと思っております。

 皆さんのワインライフもとっても素敵でありますように! お粗末でした。

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