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2010年8月

「遊喜智(ゆきち)」 平成22年8月28日(土)

 また、遊喜智におじゃましてきました。

 ここで、遊喜智(小林大将)とのなれそめを一つ。

 藤枝駅を北に下りて5分もかからない飲み屋街の一角にこの遊喜智がありました。名古屋コーチンを扱う店と看板もあり、雰囲気もよさげで、以前からとても気になっていました。新規の店に一人で入るのって勇気がいりますよね。ある日、意を決してお店にお邪魔しました。記録によると平成18年8月25日(金)のことです。運良くカウンターの目の前に座ったのですが、何やら緊張した雰囲気。頼んだ飲み物はなかなか出てこない。でも、板さん(小林さん)の刺身をひく所作はとても美しく、何を食べても美味しい。ちょっと違和感を感じていた理由がわかりました。当時の若女将がそっとつぶやきました。「板長が変わったんですが、今日が初めてなんですよ。」、う~ん、そういうことか。帰り際小林さんから「今日は初日で至らない点が多く申し訳ありませんでした。」誠実なこの一言に、ちょっとググって来るものがありました。「いい店、見つけた!」。それから、だいたい月に一回はお邪魔しています。小林さんは、最初雇われ板さんだったわけですが、3年前、この店の経営権を買い取り、はえて「大将」となりました。それが8月29日のことで、そう、今日は、独立記念お祝いに駆けつけたということです。

① まずは乾杯

829  暑い日が続きますね。今日は、小生が夏ばてなどしないようにと大将が選んでくれた食材は「すっぽん」でした。生き血を日本酒で割ったものです。これで大将と乾杯です。なんだか、これだけでも元気がでそうです。

② とりあえずのビール

829_2  お料理は「枝豆の豆腐(?)」です。これもなかなか手が込んでます。酒飲みにはうれしい一品です。

③ お造り

 829_3  今日も見事な盛り込みです。上段は。赤貝、青鯛、鰹、鰺です。左下の赤いものはわかりますか。すっぽんのお肉です。その右の黄色っぽいのは足などの筋肉の周りについているという脂肪です。中央は、レバーとハツ(心臓)です。すっぽんの赤みは歯ごたえもあり、旨味も十分、言われなければ何のお肉かわかりません。脂身は甘みもありかといってしつこくありません。心臓もこりこりしておいしいこと。お醤油(わさび、生姜)、ポン酢、ごま油と色々出してくれました。大好きな赤貝ももちろんですが、十分堪能させていただきました。

④ すっぽんの唐揚げ829_4    小骨が多いのが玉に瑕ですが、お味はあえてたとえると身のしっかりした鶏肉にコラーゲンがたっぷりといった感じで、とても美味しいです。

⑤ 松茸の天婦羅

829_6  こんな陽気ですが、もう秋の入り口なんですよね。松茸に海老しんじょをはさんだ天婦羅を出してくれました。薫り高く食感もよく、美味しいこと!次は土瓶蒸しをお願いします。

⑥ 本日のおひたし

829_8  小生はこの古典的な一品がとても好きです。是非、お試しあれ。

⑦ 雑炊 

  829_9  やっぱりこれがなくっちゃあね。本当に良い出汁がでて美味しいにつきます。

⑧ 南瓜のババロア

829_10  古典的(基礎的)な料理もとてもおいしいのですが、こういったしゃれたものも意欲的に創作してくるのが、小林さんの料理の 楽しさです。

 本当に今日も堪能させていただきました。小林さん、4年目突入ですね。あっという間だったけど、本当におめでとうございます。スタッフの皆さんも小林さんをサポートし、心温まるサービスで迎えてくれて感謝にたえません。これからも体に気をつけて頑張ってください。できればこれから何十年もお付き合いさせてくださいね。よろしくお願いします。

「遊喜智」藤枝市駅前1-7-21 ダイユービル1階 電話054-646-9494 原則日曜、第二月曜定休。

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ワイン会 平成22年8月21日

 久しぶりにワイン会に参加してきました。主催者は、静岡市葵区伝馬町にある酒屋さんである「モンマートつかもと」様で、会場は、静岡市駿河区南町にあるフレンチレストラン「コム・デ・ポアソン」様です。テーマは毎年定番の「夏のシャンパーニュ特集」です。

① ナイティンバー・クラシック・ブレンド・ブリュット 1997(英国)

② エグリ・ウーリエ・ブリュット・トラディション NV

③ ユリス・コラン・ブラン・ド・ブラン・エクストラ・ブリュット NV

④ アンドレ・クルエ・アン・ジュール・ド・1911 NV

⑤ ジャック・セロス・イニシャル NV

⑥ サロン 1996

といったそうそうたるメンバーです。この選択、さすが塚本様です。

印象に残ったものだけ、ちょこっと書きます。①はシャンパーニュではありませんが、海を渡った英国にシャンパーニュの地と同じ白亜質の土壌をもつ地があるというので、以前からとても興味をもっていた一本です。かなり熟成が進んでおり、シャンパーニュ以外のスパークリングとしてはかなり検討していると思いましたが、お値段とのバランスに?でした。②は世間の評価はかなり高いのですが、難しいです。④は、とてもバランスがとれ、とても好みの一本でした。⑤はレコルタンではダントツ評価の高いセロスで、恥ずかしながら小生初体験でした。期待していたにですが、残念ながら小生の口にはあいませんでした。塚本様は今日の一本の状態は「中の上」とおっしゃっており、皆さんもとても美味しいといっておりましたので、小生まだまだ勉強が足りないようです。⑥は過去の経験から期待していなかったのですが、別格に美味しい一本でした。ただ、14年経過しているのにもかかわらず本当に“若い”の一言で、今後10年以上熟成させれば、また別の次元の世界を見せてくれるでしょう。普段は、シャパーニュを口開けの一本としか飲まないのですが、シャンパーニュだけでも十分コース料理にあわせられることを再認識しました。

① 当日のお料理たちです。アミューズ・ブーシェが出たんですが、美味しそうで思わず写真に撮り忘れてしまいました。これは枝豆のババロアです。夏らしい美味しい一品でした。

Photo

② サーモンのソテー・ガスパッチョソース

 Photo_2  サーモンは表面はぱりっと、中はレアに仕上げ、これも夏らしく素敵な一品でした。

③ お肉料理

Photo_3  骨付き豚肉を煮込んだ料理です。すみません名前を失念してしまいました。

④ 桃のコンポート

Photo_4  皮ごと煮込んであるそうですが、薫り高くとても満足できる一品でした。

⑤ 本日のランナップ

Photo_5  今日、楽しませてくれたワインたちです。どう考えても主催者である塚本様は大赤字で、申し訳ない限りです。ありがとうございました。

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家飲み 平成22年8月7日

 ひさしぶりに自宅でゆっくりとワインを飲むこととしました。朝、昼、夕方と4時間以上も歩いたし、シャワーも浴びたし、洗濯物を干したし、さあ、宴会の始まりです。

① ゾーニン・プロセッコ NV

8  イタリアはヴェネト地方の泡物です。この時期、キンキンに冷やしたスプマンテやカヴァって本当に美味しいですよね。シャンパーニュ見たいにうやうやしくないし。このワインは若干甘みを感じさせますが、非常にバランスがよく、とても魅力的でした。

② お通し

87  できれば、「夏らしく」をテーマに料理しました。一品目は「ゴーヤ」の素揚げです。単純にスライスして素揚げし、塩を振っただけです。とても美味しいのですが、肝心の苦味が抜けてしまい、ちょっと残念でした。

③ 豆鰺の南蛮漬け

 87_2  前日の夜、スーパーで買い物をしていたら全長5cm程度の「豆鰺」が申し訳ない程度のお値段(赤札)で売られていました。終業時間も近く、このまま処分されてしまうかと思うと申し訳なくて、後の手間も考えず購入してしまいました。塩を振って小麦粉をまぶし、低温の油でじっくり揚げ、一旦、油から上げます。その間に出汁、酢、砂糖で漬け地を作り、パプリカ(赤・黄)、ピーマン、玉葱をスライスし、漬け込みます。豆鰺は今度は油の温度を高くしてカラッっと二度揚げします。これを漬け込んで完成です。ここまで前日に仕込み、よく冷やしておいたのですが、個人的には、漬け込んで直ぐに食べる方がお勧めです。

④ 本日のパン

87_3  最近お気に入りの静鉄ストア駿河台店内のパン屋さんの「葡萄と胡桃のパン」と「プチ・フランス」です。

⑤ 手抜きヴィシソワーズ

87_4  これも前日に仕込みました。玉葱とジャガイモのスライスを軽く炒め、コンソメで煮込んで、漉し機で越して(我が家にはフードプロセッサーなど洒落たものはない)、生クリーム、牛乳で味を調えたものです。家庭ではこれで十二分に美味しいです。お試しあれ。

⑥ 焼き野菜のヴァーニャ・カウーダソース

87_5  人参、ズッキーニ、パプリカ(赤・黄)、ジャガイモ、南瓜、ブロッコリー、トマトをオリーブオイルでソテーし、ヴァーニャ・カウーダソース(ペースト状)で頂きました。野菜は全部火のとおりが違うのでフライパン2個で注意深く焼きました。なんとなく夏らしい一品で楽しめました。

⑦ 玉子焼き

 87_6  前日、ゴーやの半分を使いゴーヤ・チャンプルを造ったのですが、卵と生クリームが余っていたので、箸休めに玉子焼きを焼いてみました。本当に久しぶりだったのでうまく焼けませんでしたが、お菓子のようでそれなりに美味しかったです。

⑧ アションダ・ロベス・デ・アロ2005

87_7  最近こっているスペインの赤です。リオハの聞いたことのない品種のブレンドらしいのですが、残念ながら、洗練されているとはいえず、小生の口には合いませんでした。

⑨ 生ハム(ハモン・セラーノ)

 87_8  この生ハムは、ハモン・セラーノ(スペイン)の塊をスライスしたものです。エセ・キャヴィアの友人Oが持参したもので、あいつにとっては久々の大ヒットになりました。今まで食べた生ハムでは一番かもしれません。やっぱり切りたてが一番です。メロンと梨をあわせて見ましたが、相性はメロンのほうに軍配が上がりました。

⑩ スパゲッティ・ジェノベーゼ風

87_9  ベランダのバジルがだいぶ大きくなったので、すり鉢でソースをこしらえてみました。「風」というのは、本来「松の実」を使うのですが、非常に高価なため、ひねくれモノの小生は「カシューナッツ」の方がうまいだろうと、と思ったからです。パルミジャーノは24ヶ月熟成だし、オリーブオイルもそれなりによいものを使いましたが、味はイマイチでした。単純な分、その配合、バランスに繊細さが求められるようです。勉強になりました。

⑪ とんかつ(ヒレ)

87_10  夏に関係ないのですが、無性に食べたくなったので調理しました。厚さ5cmほどにカットしてじっくり揚げました。写真でお分かりでしょうか。うっすらと中央が淡いピンク色と絶妙に揚げることができました。何年かぶりのとんかつでしたが、まずまずのできとなりました。

⑫ アイスクリーム対決

87_11  スーパーに並んで売られていたので、対決となりました。ともにバニラです。

87_12  せっかくなので、アンティーク・グラスに盛り付けてみました。大雑把なのは既に2本飲んでいるので勘弁してください。左は出品者様の話では、ベルギーの名門、ヴァル・サン・ランベールのグラスです。カットも鋭く、ガラスの質もよく、すばらしい一品です。たぶんシャンパンクープとして造られたものでしょう。右は小生の見込みでは戦前くらいの英国デザート・カップです。これは今でも比較的簡単に入手できるものです。肝心のお味ですが、レディーボーデンの方が少しこってり系、ハーゲン・ダッツの方がより洗練されているといった感じですが、ともにとても美味しかったです。

⑬ 食後酒

87_14  これは「食後酒」です。種をとったくぼみにコニャックを入れてあり、果肉と一緒にすくっていただきます。相性がよくておいしいですよ~。男の夢でした。

 この後、さらに「梅酒=自家製=ソーダ割り」をいただき、「今日はこのくらいで勘弁してやる」とお開きとなりました。酔うよりもお腹が一杯で参りました。(当たり前か)

 本日は欲望の趣くままに料理を作りすぎましたので、次からはもう少し絞り込みます。

 いい年こいて、反省することが多いです…。まあ、次、がんばりましょ!

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となりのトトロ(その2)

 すっかり、宮崎駿モードにスイッチの入った小生は、またセル画を落札してしまいました。

Photo_3     ※  画像をクリックして大きくして御覧ください。

 前回は、メイを必死に探しているサツキでしたが、今回は、なかなか見つからずトトロのところに助けを求めに行った時の1枚です。これも表情、仕草がとてもかわいらしくお気に入りの一枚となりました。お粗末でした。

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オレフォス インターメッツオ

 先週でしょうか、、長い間懸案だったグラスが届きました。

オレフォス インターメッツオ(Orefoss Intermezzo=間奏曲という意味だそうです)

Photo  オレフォスは、スウェーデンに1898年に設立されたメーカーだそうです。このインターメッツオ・シリーズの特徴は、何と言ってもステム(持つ部分です)に、ブルーの雫のようなガラスが入れられていることです。手作りにためかこのブルーグラスの部分が一個一個全然別の表情を見せてくれます。

 このグラス、少なくても15年以上も前から販売されていたと思います。以前静岡市両替町にあった「西武」で販売していたのを憶えています。お値段がそれなりに高かったこと、泡物用にしてはちょっとふっくらしており、ちょっと好みとずれていると判断し購入に至りませんでした。

 しかし、私が以前見たのは、実はシャンパンフルート用だったのか疑問に思うようになりました。上記のグラスがオークションに出品されたからです。(調べたら実は白用のようでした。)

 Photo_2  私が見たのはこのタイプです。購入したグラスはさらに一段とスリムです。このすらっとした見事なフォルムに一目ぼれして落札に至りました。難があるといえば、グラスの底は、シャンパン・フルートに限っては、「引き脚」と呼ばれる製法(ボウルの底が逆円錐形にあり、底が一点に集まっている)のものが好みなのですが、このグラスは例の青いガラスをステムに入れたデザイン上、フラットになっています。まあ、この辺は愛嬌でしょう。まったくの未使用品でお値段は、当時の1/4にも満たない額でしたから落とさない訳にはいきませんよね。

 また新しい仲間が増えたわけですが、実は毎週のようにグラスは届いており、順番に御紹介していきます。お粗末でした。

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「遊喜智(ゆきち)」 平成22年7月31日

 またまた、遊喜智にお邪魔してきました。今日は予約だけでほぼ満席のようです。喜ばしいことです。

① お通し

Photo_9  おひたし、冬瓜、コーチンクリームチーズ巻き、これでとりあえずビールを頂きました。

② お造り

Photo_10  ミル貝、鰹、生シラス、鰺、黒鯛、江戸前のタチウオ(霜降り)です。今日も様々な魚貝が美しく盛られ見ているだけでうれしくなります。生シラスもよかったんですが、一番はミル貝でした。本当に味わい深く美味しいです。何故か季節外れの「ヒレ酒」があったので、あわせていただきました。

③ ヴァーニャ・カウーダ

Photo_11  ソースは、「ニンニク、アンチョビ、オリーブオイルとあと色々です」と大将は言っていましたが、なんとなく「和」を感じさせるものでした。これも美味しくいただきました。

④ 鮑の蒸し物

Photo_12  本日のメイン、特注品です。大将が鳥羽でいただいた料理を参考にして仕上げたという一品です。焼いた石と鮑を鍋に入れ、この石に出汁(?)をかけて蒸し焼きにします。こうすると普通に蒸すと20分くらいかかるものが5分程度でできあがるそうですが、普通の石では焼くと割れてしまい石探しから始めなければならず苦労したそうです。とても柔らかく本当に美味しく夏を感じさせていただきました。大将、ありがとうございます!

⑤ カサゴの煮付け

Photo_13  これも大将が是非食べて欲しいと供してくれた一品です。脂ののりもよく、身もふんわりと仕上がり、これも絶品でした。

⑥ イカの肝焼き

Photo_14  以前にも登場した料理ですが、小生は本当にこの噛むほどに旨味が増すこの一品が大好きです。

⑦ 鰺の南蛮漬け

Photo_15  こういうスタンダードな料理も手抜きないのが遊喜智です。

⑧ コーチン握り寿司

Photo_16  〆は、コーチン刺しを使った握り寿司です。(中央は茄子です)コーチンは生でもとても美味しいです。まだ紹介していませんが、ここにきたらコーチン刺身を是非味わってみてください。

 今日も大将に無理をさせてしまいました。満席でとても忙しいのですが、一品一品全力投球です。食べるほうも心引き締めていただかなければと思わせます。今日も大満足の一日でした。ありがとうございました。

「遊喜智」 藤枝市駅前1-7-21 ダイユービル1階 電話054-646-9494 原則日曜、第2月曜定休 週末は込み合います。予約をお勧めします。

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「ぴかいち」 平成22年7月30日

先週金曜日、先輩の快気祝いで藤枝市駅前の「ぴかいち」さんにお邪魔しました。

Photo  こんな感じで、以前からちょっと気になっていました。

① つきだし

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② お造り

Photo_3  秋刀魚、鰹、鮪、ウニなど盛りだくさんです。

③ 焼き鳥

Photo_4

④ 野菜スティック

Photo_5  生野菜とタルタルソースを海苔で巻いていただきます。

⑤ 揚げ物

Photo_6  なす、蓮根などです。

⑥ シュウマイPhoto_7  お肉たっぷりのシュウマイです。

⑦ 秋刀魚の焼きおにぎり

Photo_8  おにぎりに秋刀魚の身を巻いて焼いてあります。

 以上のお品(予約は幹司さんに任せたのでいくらのコースかわかりません)で、結構飲んで4人で2万円でおつりが来ました。金曜日ということもあってか満席だったのもわかります。まあ、それにしても親しい仲間とわいわい飲む一時も楽しいものです。

「ぴかいち」 藤枝市駅前一丁目11-9 電話054-631-7666

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