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マーカッシンとエセキャビア

一昨日3日(月)、市内、車で15分ほどの実家に帰りました。長兄と友人2人、計4人でワインを楽しむためです。月に1回程度飲んでいますが、実質、初回となるブログではその状況をお知らせします。

① シャンパーニュ

Photo  友人Oが、「キャビアを持っていくからな!」と息巻いていたのですが、手持ちの手ごろなシャンパーニュがないので、急遽、西友で購入したのが「プランス・ローラン・ブリュットNV」なるシャンパーニュです。手元にお札のない厳しい財政状況の中2980円の大出費でした。ちなみにモエが4980円、ヴーヴ・クリコは5980円。期待もせずに(失礼!)に飲んでみたのですが、何々、シャンパーニュとして名乗れるだけの香り、バランスなど資質は十分にあり、コストパフォーマンスに優れた1本となりました。

② エセキャビア

Photo_3  これがそのキャビアです。画像が不鮮明で申し訳ありませんが、詳しい方なら気がついたかもしれませんが、ちょっと魚の絵がちがいますよね。そうなんです。米国ミシシッピ川に生息する「ヘラチョウザメ」という魚の卵とのこと。米国がキャビアと名乗るだけで既に怪しいのですが、それでも50gで税抜き5000円もしたそうです。見た目は本物のキャビアよりちょっと黒い…。バケットを薄く切りバターを塗って贅沢にもスプーン1杯分も乗せて思いっきりがぶりといただきました。「ん?」正直、生臭いし、ねっとりするような旨味もありません。明らかに失敗ですね。この友人Oは数年前ネットで購入したというキャビアを持ってきたのですが、明らかにランプフィッシュキャビアではないかという代物でした。まったく懲りてないようです(本人は冒険家と信じているようです。)次はベルーガなどとはいいません、セブルーガで十分なので、本物をお願いします。

③ 本日のおつまみ

Photo_4  なんだかいっぱい並んでいますね。おつまみは、いつも各自適宜持ち寄りです。(ワインは全部小生が用意)今回出色だったのは写真中央に写っている蕗のバター炒めです。友人Yの奥様Hさんは、いつも当日家まで旦那を車で送り届けるのですが、必ず自作のおつまみを持参してくれます。(感謝!)実家はいわゆる中山間地域「里山」とよばれるようなところで、家のまわりにいくらでも蕗がはえています。通常、お砂糖・醤油等で甘辛く煮付けることがほとんどですが、「ワインにあうようバター炒めにしろ」とYが指示をしたと威張っておりました。しゃきしゃきとした歯ごたえもいいのですが、えぐみというか苦味もしっかり残っており、春らしくとてもおいしいのです。「灰汁抜きはどうしたんだ?」と聞いた小生が馬鹿でした。料理などしたことのないYにそんなに難しい質問をして返事が返ってくるはずもありません。でもこの食べ方は「あり」です。Hさんに指南願うつもりです。

④ プイィ・フュメ2002

Photo_5  これは、ネットオークションでまとめて購入した日常ワインのうちの1本です。ソーヴィニオン・ブランは辛口白の品種としてはシャルドネの次に好きです。2002年でそれなりに熟成しており確かに美味しいのですが、シャンパーニュの後でわりをくってしまった感じでかわいそうなことをしました。シャンパーニュの後の白ワイン選びにはいつも気を使います。

⑤ マーカッシン・ガウアー・ヴィンヤード1991

1991

シャルドネといえば「ブルゴーニュ」と信じて20年以上が経過しました。その間、カルフォルニアの白に興味をいだいた時期もありましたが、やっぱりブルゴーニュに戻ってきました。しかし、近年(特に2005年以降)の特級の価格上昇は異常です。また、米国産シャルドネでも極めて評価の高いワインが産出されています。皆が高い評価をして実際に高い値段で取引されているのにはそれなりの理由があるはず、というのが小生の基本的な考え方で、自分で確かめない限りは納得がいかないことから、ネット・オークションで落札した1本です。米国には、カルトなガレージワインが山とあり、どれを選んだらよいか正直わからなかったのですが、「キスラー」、「コングスガード」それにこの「マーカッシン」あたりなら間違いだろうとの選択でした。

色調は19年経過しているわりには濃くなく、まだ少しグリーンを感じさせます。香りは温度が低かったせいか、それほど立ち上がってきません。味わいは、とにかくミネラル分が豊富・凝縮した感じで、丁寧な選果をして大切に醸造されただろうということがわかります。なかなか強靭で酸味が鋭く、少なくてもあと5年以上は成長し続けるだろうなと思いました。決して昔のイメージにある「樽満々」といった感じではなく洗練された感じです。しかし何と言うのだろうか華やかさがありません。静かなワインです。先月、ジャドのシュヴァリエ・モンラッシェ・レ・ドモワゼル1987(これもオークション品)を飲んだのですが、こちらはそれこそ満開・ハニーテイスト十分で、まさにブルゴーニュに求める姿を体現しておりました。このマーカッシンが発展途上とはいえこのような味わいになるとは思えませんでした。明らかに醸造している方の求めている方向が異なり、比べること自体が間違いなのだと思います。お値段の話で恐縮ですが、レ・ドモワゼルの方が4000円ほど安かったです。マーカッシンが高く評価されるのも理解できましたが、あくまでも好みで言わせていただければ、今後、小生はブルゴーニュを買い続けるでしょう。勉強になりました。(高いお月謝ですが、経験こそすべての世界ですから、やむをえませんね。)ちなみにコルクはお粗末なもので抜栓に苦労しました。(ブショネなし)

⑥ ラトリシエール・シャンベルタン1976(ルイ・トラペ)

1976  これも昨年秋のネット・オークション品です。正直、トラペと名のつくドメーヌの評価はよくわかりません。グロとがガニャールと同じです。1976というヴィンテージと12000円程度という値段に惹かれての落札でした。念のため直前抜栓、デキャンティング。色調はオニオンとまではいきませんがかなり熟成が進んだ感じ。香りも時間とともに開き、とてもベリー系のらしい香りがしてきました。味わいは、タンインニンがすっかりこなれおり丸い感じで、久しぶりに十分に熟成したブルゴーニュ赤を楽しませていただきました。30分程度ではまったくくずれることもなく、今後10年以上は良い状態を保ち続けるでしょう。ラトリシエールというアペラシオンの特徴もよく理解していない小生にとって、このワインがその名に、また、グランクリュにふさわしいかといわれると正直小粒かなとくらいしかいえませんが、少なくても値段分の内容はあると判断しました。

⑦ ナーエ2005アウスレーゼ(ピーロートボトル)

2005a_2  なぜか家にあった1本です。世界中のワインの中で最も愛するワインはドイツワインであると公言している小生にとって、このブルーボトルにはあまりよいイメージはありません。手持ちの中で今日開けてもよい気持ちになるワインがなかったので、このワインを開けました。愛着のあるワインならこんなに若いワインなぞ決してあけようとは思いません。2005ということでもっと淡い色調と思っていましたが思ったより濃い黄金色で、香りもリースリングらしく、甘みも十分(残糖は最低でも70g/Lは超えてるでしょう)、今の飲んでも十分においしくびっくりさせられました。正直よいワインです。酸も十分あることから、15~20年は楽に成長を続けると思われます。2005は良い年ということでせっせと購入してはセラーに突っ込んできましたが、今のうちにもっと買っておかなければと考えさせられました。ピーロートさんごめんなさい。

⑧ オーストリー キュベ・ミツコ TBA1995(ハーフ)

 Tba つたない写真からもお分かりかと思いますが、少しオレンジがかったTBAらしい色です。オーストリーと日本との外交上重要な役割を果たされたという日本人「ミツコ」の名を冠したワインです。甘みはTBAとしては標準的でしょうか、こなれていて今飲んで美味しいワインでした。

途中、1本「こなし」としてアルゼンチンのメルローを飲みましたが割愛させていただきました。香りや味を分析して的確に表現できず、稚拙な文章しか書けない小生ですが、こんな感じで「ブログ(日記)」をつけていきたいと思います。

最後まで読んでくださった皆様には感謝申し上げます。

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